ヤフーとLINEが経営統合を会見で発表。Zホールディングスの完全子会社へ。

ヤフーとLINEが経営統合を会見で発表。Zホールディングスの完全子会社へ。

 

 

ヤフーとLINEが経営統合に基本合意

ヤフーとLINEが経営統合

  • 統合は2020年10月を目処
  • Zホールディングスの完全子会社に
  • 世界をリードするAIテックカンパニーに
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ヤフーとLINEはZホールディングスの完全子会社に

11月18日午後5時よりZホールディングスCEOの川邊健太郎氏とLINE株式会社CEOの出澤剛氏が共同で両社の経営統合について記者会見を行いました。 ヤフーとLINEは経営統合によりZホールディングスの100%子会社化することで基本合意しました。 またこれによりLINEは上場を廃止し1株5200円でTOBを行う見込みです。

 

年末年始で締結を目標に。経営統合は2020年10月を目処

川邊健太郎氏と出澤剛氏の共同会見で契約の締結を2019年の年末から2020年の年始までに行いたいとしました。 また経営統合は様々な審査の関係などから2020年10月目処に行うことを目標としています。 LINEの親会社であるNAVER社は韓国の企業であることから現在の日韓関係の不安を指摘されましたが川邊健太郎氏は現在の日韓関係は統合に大きな影響は出ないと考えていると述べていました。

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新生・Zホールディングス

ヤフーとLINEの親会社となる新生・ZホールディングスはソフトバンクグループとNAVERが所有するJVと一般株主によって形成されることとなります。 また川邊健太郎氏と出澤剛氏が共同CEOになることも合わせて発表されました。

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川邊健太郎氏と出澤剛氏のCo-CEO

現在Zホールディングスは川邊健太郎氏をCEOとしていますが今回の統合により川邊健太郎氏と出澤剛氏のCo-CEO(共同代表)という形をとると発表しました。 川邊健太郎氏は会見で両社が同じ熱量と同じコミット量がなければ絶対にうまくいかないと考えたことからこのような体制に至ったと説明しています。

ソフトバンクグループに連結し上場は継続へ

Zホールディングスはソフトバンクグループに連結することも明らかになりました。NAVERは連結をソフトバンクグループに譲った形になります。 またLINE株式会社も完全子会社化していることからNAVERとの連結が解消されることとなります。

 

取締役は社外取締役4名を含む10名を予定

Zホールディングスは取締役を10名にするとしています。またガバナンスを重要視することから、ヤフーから3名、LINEから3名、そして社外取締役を4名入れることを発表しました。 それぞれ取締役はまだ決定しておらず、社外取締役に関しても現在選定中であると会見で述べています。

ソフトバンクグループとNAVERによるJVは共に50%ずつ出資

Zホールディングスは一般株主とソフトバンクグループとNAVERが50%ずつ出資するJVによって形成されるとして、一般株主は約35%、JVが約65%の株を持つことを発表しました。 LINEの株をソフトバンクとNAVERで50%ずつ保有することでJV化し、LINEが新規で立ち上げる完全子会社に現LINEの事業を全て引き継がせる見込みです。