岡目八目(おかめはちもく)の意味や由来を解説!英語表現や傍目八目との違いまで紹介

 

岡目八目の読み方は「おかめはちもく」

(画像:Unsplash

「岡目八目」は「おかめはちもく」と読みます。 よくある間違いは「おかもく」と読んでしまったり、「はちめ」と読んでしまうことです。「岡目八目」は初めて見るとどう読むのか判断がつきにくいので、あらかじめ読み方を知っておくことが大切です。

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岡目八目(おかめはちもく)の意味と由来

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「岡目八目」はあまり聞くことや目にすることがない言葉の1つですが、年配の方が会話や文章の中で使うことがまれにあります。そのため、教養として知っておくことをおすすめします。 この見出しでは「岡目八目」の意味と由来について説明します。特に、意味は正確に覚えておきましょう。

 

意味は「第三者は当事者より客観的に判断できる」

「岡目八目」は「第三者であると当事者よりも客観的に状況や物事を判断できる」という意味です。 「岡目」の「岡」には「かたわら」「当人のわきに控える立場」という意味があり、「岡目」で「当事者ではない立場で近くから状況を見ること」を指します。 誰でも自分のことになると慌てふためいて冷静な判断ができなくなってしまいますが、他人のこととなると的確なアドバイスを下すことができるものです。この人間の性質表す四字熟語が「岡目八目」です。

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由来は囲碁から

「岡目八目」は囲碁に由来します。 囲碁では、自分が対局していると焦ってしまい手を打ち間違えたりしてしまうことが多々あるものです。しかし、対局者のそばに座り、第三者として見ていると「八手先まで読めてしまう」くらいに冷静になることができます。 実際には「目」は囲碁の盤の縦と横の線が交わる点を指し、自分の石で囲んだところを「地」と言います。囲碁では地の目の数が多い方が勝ちです。他人の対局では「本人の打った手よりも八目分の得をするほどの手が見えること」から「岡目八目」という言葉が生まれたという説もあります。