比翼連理(ひよくれんり)の意味は「男女の仲がとても良いことを表す」
比翼連理の意味(画像:Unsplash)
「比翼連理」は「ひよくれんり」と読む熟語ですが、「男女の仲がとても良いこと」という意味があります。 恋人同士よりも、「夫婦仲」が良いことを言う時によく用いられます。
比翼連理(ひよくれんり)の使い方と例文
比翼連理の使い方と例文(画像:Unsplash)
次の見出しでは「比翼連理」の使い方をいくつか説明していきます。 3つの代表的な表現を例文を交えて主な使用方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
比翼連理は結婚式でよく用いられる
「比翼連理」という言葉は、結婚式のスピーチで使われることが多いです。先述の通り、「比翼連理」は夫婦仲が良い様子を表現する時に使われる四字熟語なので、結婚式で「仲睦まじい夫婦」になることへの願いを表現する時に使われます。 実際に結婚式では、披露宴などで新郎新婦に向けて友人や職場の先輩などが「比翼連理な夫婦になることを願っています」と言うことがあります。
例文①比翼連理の契り
まずは、「比翼連理の契り」という表現について説明していきます。 ・3年前に比翼連理の契りを交わしてから、順風満帆な夫婦生活を送っている。 「比翼連理の契り」とは「男女が深い関係になることを約束する」という意味で、平易に表現すれば「婚約」や「結婚」のことです。「契り」とは「契約を結ぶ」ということです。
例文②比翼連理の仲
2つ目は「比翼連理の仲」という表現を紹介します。 ・結婚生活20年、2人は比翼連理の仲を崩すことはなかった。 「比翼連理な仲」とは「男女が仲睦まじくいる様子」という意味です。基本的には夫婦仲について使うことが多いですが、男女の仲が非常によく深い関係にいる時に使うことが出来ます。例文では20年という長い間、夫婦関係がを良好に保っていたことを表現しています。
例文③比翼連理な夫婦
3つ目は「比翼連理な夫婦」という表現です。 ・考えてみれば、喧嘩をしている様子を見たことがない両親は比翼連理な夫婦だ。 「比翼連理な夫婦」は「非常に仲が良い夫婦」という意味です。例文は子供の目線から、両親が喧嘩をしている所を見たことがなく、仲の良い夫婦だと言うことを表現しています。また、「比翼連理な夫婦」という表現は、結婚式で「比翼連理な夫婦になることを願っています」のように使うこともあります。
比翼連理(ひよくれんり)の英語表現は「marital vows」
比翼連理の英語表現(画像:Unsplash)
「比翼連理」は英語では「marital vows」です。 ・After 5 years of dating, they exchanged marital vows. (2人は5年間の交際の末、結婚の誓いを交わした。) 「marital vows」は「結婚の誓い」なので、「good conjugal relations」を使うと「比翼連理」に近くなります。「conjugal」は「夫婦仲」です。
比翼連理(ひよくれんり)の類義語
比翼連理の類義語(画像:Unsplash)
次は「比翼連理」の類義語を5つ紹介します。 それぞれ「比翼連理」と意味が似ている点と異なる点があります。使い分けが難しくなることもありますが、それぞれの正しいニュアンスを理解しておきましょう。