「conflict」はビジネス頻出表現!例文つきで解説します!

 

「conflict」の意味と使い方

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「conflict」という英単語は敬語圏では頻繁に使われます。英語を用いて国際的なビジネスをしているなら、「conflict」は必ず押さえておくべき英単語です。 まず「conflict」の意味について解説します。「conflict」はセットで使う前置詞によって、どのような意味で用いられることが多いかが変わる言葉です。海外の方と違和感なくコミュニケーションをとれるよう、自然な使い方を知っておきましょう。

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「conflict」の意味は「衝突する」

「conflict」の意味は「衝突する」です。他に「対立する」「相いれない」状況も表します。「conflict」は単に二者がぶつかり合うだけでなく、それぞれの意見を受け入れようとすると矛盾が生じてしまう様子を表します。 名詞として「conflict」を使うと、「戦い・食い違い・板挟み」といった意味になります。感情の対立や利害の対立、集団同士・国同士の紛争にも「conflict」を用います。短期的な対立より、長期に渡る本質的な食い違いに対して使うことが多いのが特徴です。

 

「conflict」は「with」や「between」と合わせて使う

「conflict」を「with」や「between」などの前置詞と一緒に使った例文は次の通りです。 ・There are two theories that conflict with one another. (対立する2つの説がある。) ・There is a conflict between the two reports. (2つの報告の間には矛盾点がある。) 「with」は幅広く用いることができる前置詞です。特に名詞の「矛盾」という意味で使う場合は「between」を使います。

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「conflict」のビジネス例文

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ここまで、「conflict」の意味や品詞、前置詞の使い方について解説しました。続いては、「conflict」を用いたビジネスシーンでの例文を紹介します。 海外の仕事相手と連絡を取り合う場合も正しく英単語を使えるよう、「conflict」の自然な使い方を学ぶことが大切です。

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契約における矛盾

契約書では正確性を保つために矛盾が発生した場合の優先順位について言及します。 ・The above terms shall prevail in the event of any conflict between the written consent and the above terms. (承諾書と上記条項が矛盾した場合、上記条項が優先する。) 「conflict」は英文契約書で矛盾に触れる場合に用いられます。「between A and B」で矛盾する2つの契約ABを並列させます。

社員同士の確執

「conflict」で社員同士のいさかいや確執を表すこともできます。 ・He avoided conflict with his co-workers. (彼は同僚との衝突を回避した。) ・She picked up on the conflict between the bosses. (彼女は上司の間の確執に気づいた。) 意見が食い違う、性格が正反対で相いれないなど、人と人が争うさまざまな場面で用います。

 

「conflict」を用いた表現

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ここまで「conflict」はビジネスにおいて契約書の矛盾点や社員同士の確執を表現することをお伝えしました。続いて、「conflict」を用いた幅広い表現をご紹介します。 「conflict」は他の英単語と組み合わせて慣用句として用いることも多いので、意味をしっかり知っておくことが大切です。

conflict schedule

「conflict」は予定がだぶってしまうことを言い表すときにも使える英単語です。 ・I can’t attend the meeting due to conflicting schedules. (予定が重なっているので、その会議には出席できない。) 「予定の重複」というように名詞として使いたい場合、ingをつけて動名詞にします。また、「schedules conflict」と語順を入れ替えて使うことも可能です。その場合、一文で「予定が重なる」という意味で用いることができます。