「belong」の過去形や使い方を例文付きで解説!

「belong」とは

belong

belong(画像:Unsplash

「belong」は中学英語レベルの基本的な英単語ですが、実は正しい用法が細かく決められています。またよく知られている意味の他に、派生したあまり知られていない意味もあります。 まずこの見出しで、「belong」の発音・意味・過去形で使う場合の、3つの基本的な使い方を押さえましょう。

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「belong」の発音は「ビロング」

「belong(bəlˈɔːŋ)」は「ビロング」と発音します。音節は「be-long」と2つに分けられ、アクセントは第2音節の「long」につきます。 発音の際のポイントは第2音節です。日本人の場合「l」の発音を「r」と混同しがちですが、「l」の正しい発音は舌を上あごにしっかりと付けてから話すように発音します。「r」のように舌を巻いて発音しないので注意しましょう。

 

「belong」の意味は「〜に属している」「〜にある」

「belong」の意味は「〜に属している」「〜にある」です。 ・He belongs to the corporate planning department. (彼は経営企画部に所属しています。) 1文目は基本の「〜に所属している」という意味です。「〜にある」という意味で使う場合、主語が「あるべき場所にある」というニュアンスがあります。

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「belong」の過去形は「belonged」

「belong」を過去形で使う時は「belonged」と形が変わります。 ・The house belonged to my mother. (その家は母のものでした。) 例文では「the house」が「母のものだ」ということを表現しています。「the house」の所有権が「母に属している」という意味から、「母のものだ」という訳になっています。

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「belong」の使い方と例文

使い方と例文

「belong」には「〜属している」という意味の他に、「〜にある」「〜のものだ」という意味もあり, どれも物理的・概念的に「何かに属している」ということを表しています。 ここからは「belong」の正しい用法を紹介します。一緒に使われる前置詞にも注意しましょう。

belong to

まずは「belong to〜」という使い方ですが、これは「〜に属している」「〜にある」「〜のものだ」と訳し、「所有」や「支配権」というニュアンスがあります。「〜」の部分には「場所(概念的な意味も可)」が来ます。 ・That real estate belongs to him. (あの不動産は彼のものだ。) 例文では「belongs to him」で「彼に属している(彼のものだ)」となっています。不動産の「所有権」が彼にあることが表現されています。

 

belong with

「belong with」も「〜にある」と訳しますが、「馴染んでいる」「結び付いている」というニュアンスで、「所有」や「支配権」というニュアンスはありません。 ・The responsibility belongs with the individual. (責任は各個人にある。) 例文は「belongs with the individual」で、「the individual」に属しているという意味です。責任が各個人に「支配」されるのではなく、「結びついている」という含意があります。

belong together

「belong together」は「一緒にいるべきだ」という意味です。これは物理的に「一緒にいる」という意味の他にも、恋愛で「ずっと一緒にいる」といった意味でも使われます。 ・We always belong together. (私達はいつだって一緒にいる。) 例文の場合は恋愛のシーンで使われていて、「あなたと私は一心同体」に近い意味が表現されています。恋愛の場面で使われている時は、「belong」本来の「支配」という意味が強く意識されて、「独占欲」に近い意味となっています。