「重複」の英語表現は6種類!全て例文つきで解説します

 

重複の英語表現

重複の英語表現

重複の英語表現(画像:Unsplash

「重複」を英語で表現する時には英単語を明確に使い分ける必要があり、誤った表現をすると意味がわからなくなってしまいます。 この記事では「重複」にあたる英語表現を紹介します。まずはこの見出しでお伝えする6つの英単語の使い分けができるようになりましょう。

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double

「double」は「同じものが増える」といったニュアンスです。 ・He works at double speed of other employees. (彼は他の社員の2倍の速さで仕事をこなす。) 例文は、彼の仕事のスピードが他の社員のスピードの「もう一つ分」あるという意味になり、「double speed」と表現されています。doubleの訳し方には、形容詞は「2倍の、2人用の」、動詞は「2倍にする、2重にする、対にする」、名詞は「2倍」「2重」となります。

 

overlap

「overlap」は「独立した2つ以上のものが重なる」や「重なってはいけないものが重なる」と言ったニュアンスです。 ・Business domains overlap. (事業ドメインが重なっている。) 例文では「事業ドメイン」という、「2社以上の独立するはずのビジネスの範囲」が重なっているため、「overlap」が使われています。「overlap」の訳し方には、動詞では「重ねる、重複する」、名詞では「重複、部分的一致」のようになります。

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duplicate

「duplicate」は「全く同じものがもう一つある」というニュアンスです。 ・I made a duplicate of the contract. (契約書の控えを作成しておいた。) 例文では「契約書の控え」について話していますが、「控え」は自社で保管するものと取引先に渡すものは「全く同じもの」なので、「duplicate」を使用しています。訳し方は形容詞では「2重の、複製の」、動詞では「2重にする、複製する、複写する」、名詞では「複写、複製」となります。