shit(シット)はスラングとしてよく用いられる!「shit」の意味や例文を紹介!

 

「shit」の使い方とその意味

「shit」という言葉を、映画の中で聞いたり、字幕などで見たりしたことがある方は多いでしょう。 「shit」は、フォーマルなシーンでは使うことが禁止されていますが、英語圏の日常では比較的頻繁に使われている言葉です。「shit」を使うことはなくても、意味がわからなければ、相手の感情を読み取ることができません。 「shit」には主に3つの意味があります。以下にてそれぞれ説明しますので、違いを確認しておいてください。

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「うんこ」の意味の「shit」

「shit」がもつ一つ目の意味は、とても簡単に表現すると「うんこ」です。これは、人体から排泄されるものに限らず、動物の排泄物を表すこともできます。 例えば、「I stepped in dog shit!」(犬の糞を踏んでしまった!)と使うことができます。 しかし、この「shit」は大変下品な表現であるため、排泄物のことは「poo」または「number two」などと表現することがほとんどです。 ちなみに、小便のことは「number one」とも言います。いずれもスラングとして使われますが、「shit」を使うよりはずいぶん印象が良くなるでしょう。 また「shit」は、排便の意味であったとしても、ニュース番組を始めとするテレビ番組などでは使われません。日本で言う、放送禁止用語の一つです。

 

「クソ!ちくしょう!」の意味の「shit」

「shit」の二つ目の意味は「クソ!ちくしょう!」などの、悪口または毒づくときの決まり文句です。 例えば、・「shit!I fougot my keys!」(クソ!鍵を忘れた!)のように使うことができます。 腹立たしい気持ちや、イライラした様子を「shit」という言葉で表します。一般的には「Oh」と合わせて「Oh shit」と使います。 この場合の「shit」は、頭に来た様子やがっかりした心境を表すもので、思わず口から出る、という印象が強い言葉です。映画などでは、この意味での「shit」が頻繁に登場します。 「Oh shit」は、主にアメリカ英語として使われますが、イギリス英語では「oh dear」とも言います。「クソ、ちくしょう!」という意味は同じですが、「oh dear」の方がやや品が良くなる印象です。

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「嘘をつく、騙す」の意味の「shit」

「shit」の三つ目の意味は「嘘をつく、騙す」です。「shit」または「shitting」とすることで、「嘘をつく(騙す)」「嘘をついている(騙している)」となります。 例えば、「I shit you」(私はあなたに嘘をついた)や、「Are you shitting me?」(あなた、嘘ついてない?)と使うことができます。 「嘘をつく、騙す」という意味で使われる「shit」は、「shitty」と形容詞にして使うこともあります。 「shitty」は「嫌な、気分の悪い」という意味です。自分が何かに不快感を覚えたときに使います。

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「shit」を用いた熟語と「shit」の類語

「shit」を使った熟語や、「shit」に似た意味を持つ言葉はたくさんあります。会話や文章の応用を利かせるためにも、併せて確認しておきましょう。

eat shit

「eat shit」とは「くそ食らえ!」という意味です。「くそ食らえ」は日本語のそれと同じ意味で、相手を強く攻撃する場面で使われます。 「eat」という動詞が先頭に来ている命令形の文章で、後にくる「shit」は「糞・うんこ」という意味で使われているパターンです。 「eat shit」だけでも悪口として使えますし、「eat shit and die!」とすれば「糞食らって死ね!」という意味になります。 他にも「shit eater(イヤなヤツ)」「shit eating(うぬぼれが強い)」などと、応用することができます。

 

feel like shit

「feel like shit」とは「最悪の気分」という意味です。他の「shit」は主に自分以外の人について使われますが、「feel like shit」は自分の心境について使われます。 人から何か頼まれ事をしたときなどに、自分の気分を理由に断ったりする場合に使うこともあります。さらに「No, I feel like shit」などとすると、自分がいかに気分が最悪なのかということを伝えやすくなるでしょう。 しかし「feel like shit」もかなり強いニュアンスを持つ表現なので、単に体調が悪いときや、少し気分が乗らない程度では使いません。「糞のような最低の気分」というイメージに当てはまるときにだけ使われます。

give a shit

「give a shit」とは「気にする、気を使う」という意味です。この場合の「気を使う」は、人に対しての気遣いのことではなく、日本語で言えば「こだわる」「気にかける」という意味に近いでしょう。 「give a shit」を否定形にした「not give a shit」は「構わない、気にかけない」という意味なので、否定形の方から理解した方がわかりやすいかもしれません。 また、否定形にせずとも、自分のバッグを「my shit bag」などとして、「特に丁寧に扱っているわけではない、特に気にかけていない私のバッグ」と、ある種の謙遜をする場合に使うこともあります。 いずれにしても、女性や子供の前では使わない下品な表現であることに変わりはなく、仲間内でくだけて使う程度です。