洋画でよく聞く「awesome」ってどんな意味!?意味や使い方を知ってかっこよく使いこなそう!

 

「awesome」の読みと2つの意味

(画像:Unsplash

英語を話す外国人との会話で、良く耳にする言葉が 「awesome」です。「awesome」が使われるシーンから、ポジティブな意味を持つ言葉であることは想像できても、具体的にどんな意味を持っているのかはわからないという方は多いようです。 「awesome」には主に2つの意味があります。読み方と併せて確認しておきましょう。

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「awesome」の読みは「オゥサム」

「awesome」は「オゥサム」または「オーサム」と読みます。発音記号では「ˈɔːsəm」ですので、口をすぼめず、大きく開けたまま発音すると上手く言えます。 「アゥサム」と間違って発音しないよう、注意が必要です。

 

「awesome」の意味は「恐れ多い」

「awesome」の一つ目の意味は「恐れ多い」です。 相手に対して大きな敬意を持っていることや、畏敬・畏怖の念を表します。 この「恐れ多い」という意味での「awesome」は特に位が高い方について使われ、神様や王様、日本で言えば天皇陛下などの言動について賞賛する意味となります。 他にも、人間ではどうすることもできない、自然の驚異などについても「awesome」を使って、その偉大さを表すことができます。

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「awesome」の意味は「すごい」

「awesome」の二つ目の意味は「すごい」「すばらしい」です。この場合の「awesome」は日常で使われる「すごい」という意味の「やばい」などに近いニュアンスを持っています。親しい間柄で使われることが多く、何かにいたく感激した様子を表します。 しかし「awesome」は日本語の「やばい」のように、若者だけを中心としている言葉ではありません。英語圏では、年齢や性別を問わず気軽に使われています。

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「awesome」と言われた時の返事は素直に「Thanks」

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「awesome」という言葉は、基本的には相手の言動や、出来事、事柄について使われます。そのため、相手から自分に対して「awesome」という言葉を投げかけられた場合に何と応えれば良いのかも知っておいた方が良いでしょう。 「awesome」と投げかけられた場合の多くは「Thanks(ありがとう)」と応えます。「Thank you」としても問題ありません。少しかしこまった印象で応えたい場合は「I appreciate that」で「感謝します」とすることもできます。 日本人の会話では、相手から賞賛を受けたときに謙遜をする習慣があるため、即「ありがとう」と応えることに抵抗を感じやすいものです。しかし、謙遜をするにしても、まずは相手が褒めてくれたことについてお礼を言うことが英語圏ではマナーとされています。 何か言い添えたいことがある場合でも、まずは「Thanks」とお礼を言うことを心がけておきましょう。

「awesome」の言葉の由来

「awesome」は元々「awe-inspiring(心から敬い感激する)」という言葉から来ています。 「awe-inspiring」とは「awe(心から服し敬う)」と「inspiring(感激する)」から成り立つ言葉で、相手への深い敬意と、自分の大きな喜びを表します。 「awesome」は、この「awe-inspiring」の意味を引き継いでいるため、現代でも「awesome」というスラングでありながら、相手への敬意と感激を含めた「恐れ多い」という心情をも伝えることができるのです。

 

「awesome」と似た意味の英語

「awesome」という英語には、似た音や意味を持つ言葉がいくつかあります。似た言葉を知っておくことで、言葉の違いや細かいニュアンスなどを掴みやすくなるため、併せて確認しておきましょう。

「awful」

「awesome」と似た言葉の響きを持っているのが「awful(オーフル)」です。「awful」も「awesome」と同じで「awe」という言葉が語源の一つとされているため、心から何かを感じる、というニュアンスは持っています。 しかし「awful」は「ひどい」「不快」という意味です。「awesome」とは意味が反対で、「心からひどいと思う」「大変不快」という気持ちを表す場面で使われる言葉です。 「awful driver(車の運転がとても下手な人)」や、「awful experience(恐ろしい経験)」などと使い、後に来る名詞や動詞をネガティブに強調する役割をします。