「WTF」の完璧な使い方を解説!スラングを使いこなそう!

「WTF」の略と意味

(画像:Unsplash

英語を話す外国人の中でも、ネイティブスピーカーが良く使うのが「WTF」です。「WTF」は、主に驚きを表す場面で使われます。 「WTF」はある文章を略した言葉で、口頭でも文章内でも使われるスラングの一つです。 意味や使い方を知れば、ネイティブスピーカーとの会話で、相手が伝えようとしているニュアンスを理解することができます。

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「WTF」は「What The Fuck」の略

「WTF」は「What The Fuck」の略で「ワッザファック」と読みます。「What The Fuck」は一つのスラングで、決まり文句のようなイメージで使われますが、もっとも大事な部分は「What」です。 日本語でも同じですが、相手が言ったことについて「何?」「どういうこと?」と聞き返すとき、いちばん知りたいのは「相手が何について話したのか」という部分でしょう。 「What The Fuck」も「What」の内容によって、そのときの「WTF」がどういう意味で使われるのかが変わります。

 

「WTF」の意味は「何てこった」

「WTF」を日本語に訳すと「何てこった!」「何てことだろう!」という意味です。 しかし、それは「What The Fuck」の主な意味であり、状況や話の内容によっては、ただの疑問や、驚き、怒り、悲しみなどを表す意味となることもあります。 そのため「What The Fuck」という言葉が、常に「何てこった!」という意味で使われるとは限りません。

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「WTF」の使い方

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「WTF」はさまざまな意味で使われる言葉です。どんなシーンで「WTF」を使うのかによって、さまざまなニュアンスを伝えることができます。 以下では、実際に「WTF」が使われる2種類のシーンについて解説します。

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「WTF」は疑問文の強調として使う

まず一つ目は、「WTF」を「疑問文の強調」として使うというものです。 英語圏の人は、相手の言ったことを聞き返すとき、主に「Pardon?」や「Sorry?」などを使いますが、相手と親しい場合や、少し乱暴な口調で話すときには「What?」を使います。 この「What?」で聞き返すシーンの中でも、相手と特に親しい場合や、反対に威圧的な口調で聞き返したい場合に使われるのが「WTF」です。 ・「WTF?are you saying?」 (何だって?何て言った?) ・「WTF?Again?」 (何?もう一回言って) 「WTF」に含まれる「Fuck」は大変下品な言葉であるため、「Fuck」を冗談として受け取ってくれる相手や、敵意を持っている相手にしか使いません。

「WTF」はリアクションで使う

二つ目の「WTF」は、相手の言葉に対するリアクションとしての意味です。 相手が言った事に驚いたり、怒りを覚えたり、信じられなかったりしたときに使います。日本語で言えば「え?」「マジで?」などに当たるでしょう。 ・「WTF?Are you serious?」 (マジで?ほんとうに?) ・「WTF?Congrats!」 (え!本当に!?おめでとう!) 相手に返す言葉の前に「WTF」をつけることで、リアクションを強調することができます。

 

「WTF」を使うときの注意点

「WTF」は英語のスラングとして、さまざまな場面で使え、とても便利です。しかし、「WTF」を使う相手やシーンは慎重に判別しなくてはなりません。誤った使い方をすれば、相手を不快にさせたり、場の空気を乱すこともあります。 以下に「WTF」を使うときの注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「WTF」は親しい友人同士で使う

「WTF」を使って聞き返したり、リアクションを取ったりするのは、相手が親しい友人であることが重要な条件です。気心が知れた友人や、普段から仲が良い家族など、何を言っても受け止めてくれる間柄でしか使えないことを覚えておきましょう。 親しい仲ではない人に「WTF」を使うと、相手を威圧している印象で受け取られてしまいます。そのため、あまり親しくなく、特に敵意も感じていない人、または初対面の人に「WTF」を使うことはありません。