「unless」と似た表現との違いを徹底解説!

 

「unless」とは

unlessとは

unlessとは(画像:Unsplash

「unless」は、初めて見た時には意味が理解しづらい英単語で、使い方に困ってしまう表現の一つです。 この記事ではそんな「unless」について、類語も含めて意味や使い方を紹介します。まずは単語の読み方と基本的な意味について紹介します。実は理解するのは簡単な英単語なので、ぜひ参考にしてみて下さい。

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「unless」の発音は「アンレス」

「unless(ənlés)」は「アンレス」と発音します。音節を分けると「un-less」と2つに分かれ、アクセントは第2音節の「less」につきます。 発音の際の注意点は最初の「u」と「l」の発音です。「u」は「ウ」ではなく、「ア」と「ウ」が混ざったような音で発音します。そして、「l」は舌を上アゴに付けて発音の瞬間に上アゴから話して発音します。「r」の発音と区別出来るようにしましょう。

 

「unless」の意味は「〜でない限り」

「unless」は「〜でない限り」という意味です。 ・You can increase your share unless the competition takes countermeasures. (競合が対抗措置を取らない限り、シェアを伸ばせる。) 「unless」は仮定の話をしますが、通常「unless」の後ろの文は仮定法にはなりません。また「if〜not」 と書き換えられますが、「unless」の方が断定的な表現です。また、「except that〜」と書き換えることも出来ます。

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「unless」の類義語との違い

類義語との違い

類義語との違い(画像:Unsplash

「unless」は「〜出ない限り」という意味で「if〜not(もし〜でなければ)」や 「except that〜(〜の場合を除いて)」などが類似表現になります。 次の見出しでは「unless」と意味が類似する英語表現を更にいくつか紹介し、それぞれとのニュアンスの違いについて紹介します。

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「unless」と「otherwise」の違い

「otherwise」の意味は「異なって、〜とは違って、さもなければ」です。 ・Some are university graduates, and some are otherwise. (大学出身者と、そうでない人がいる。) ・Please apologize now, otherwise our contract will be closed. (今すぐ謝罪して下さい、さもなければ契約打ち切りです。) 「otherwise」を分解すると「other(他の)」「wise(〜の方向で)」です。また、「unless」は接続詞・前置詞で、「otherwise」は副詞・接続詞・形容詞です。

「unless」と「as long as」の違い

「as long as」は「〜する限り」「〜さえすれば」という意味で、「unless」と逆の意味の単語です。 ・You can pass the university as long as you make the right effort. (正しい努力さえすれば、大学に合格できる。) 例文では「〜さえすれば」という意味で使われています。また「as long as」の後に否定文を持ってくることで「unless」と類似する意味で使うことが出来ます。

 

「unless」と「if not」の違い

「if not」は「unless」に近い表現ですが、使い分けが必要です。 ・You can not make money if you don’t get a job. (就職しない限り、お金は稼げない。) ・You can not make money unless you get a job. (就職しない限り、お金は稼げない。) 2つの訳は同じですが、1文目の場合は「就職以外にも稼ぐ余地があること」が示唆されますが、2文目の場合は「稼ぐには就職しか方法はない」という意味になります。

まとめ

まとめ

まとめ(画像:Unsplash

「unless」は「〜でない限り」という意味で、類似表現には「otherwise」「as long as」「if not」「except that〜」がありました。 特に、一番最後に説明した「if not」とは明確にニュアンスの違いを理解しておく必要がありますので、しっかりと覚えておきましょう。