英語のスラングの「thx」の意味や例文、類似のスラングを紹介!

「thx」は英語のスラング

SNSだけでなく、メールやチャットなどでも使われるスラングの中に「thx」があります。 スラングは少ない文字数で言いたいことを伝えられる、とても便利なものですが、「thx」の意味や使い方がわかっていなければ、理解したり使ったりすることができません。 まずは以下にて「thx」の意味を確認しておきましょう。

スポンサーリンク

「thx」の意味は「thaks、ありがとう」

「thx」とは「ありがとう」という意味の「thanks」を省略したスラングです。「thanks」は「thank you」を簡単にした表現で、英語圏では日常的な会話でも頻繁に使われています。 英語での「ありがとう」の表現はさまざまありますが、中でも「thank you」はバリエーションが豊富な言葉です。 「thank you」は日本語で言えば「ありがとう」という正式なお礼、「thanks」は「ありがとね」などのやや軽いお礼、そして「thx」は「あざっす」「どうも」など軽く、フランクなお礼と解釈することができます。 そのため「thx」は、気心の知れた友人とのメールや、SNS上など文字数が制限されている状態で相手にお礼を伝えたい場面で多く使われています。

 

「thx」の読み方は「サンクス」

「thx」は「thanks」と同じ発音で、発音記号は「θæŋks」、カタカナでは「サンクス」と読みます。スペルが違っても、読み方が同じなのは「thanks」のksを発音が似たxに置き換えているためです。 このように英語のスラングでは、発音が似たものを別の文字に置き換える、ということが頻繁に行われます。「thx」の他にも「please」を「plz」としたり、「for」を「4」としたりすることもあります。 スラングで書かれている言葉は、頻繁に使う言葉を省略しているものが多いので、文字の雰囲気から元の言葉を予想すると、合っていることが多いかもしれません。

スポンサーリンク

「thx」の使い方と例文

「thx」は意味がわかれば、すぐに使えるスラングです。実際の会話や文章で、どのように使われているかを知っておくと、より使いやすくなるでしょう。 以下にて「thx」を使った例文をご紹介しますので、参考にしてください。

スポンサーリンク

「thx」を使用した例文①

・「thx」でお礼の気持ちや、感謝の気持ちを伝える 「Big thx!to maria」 (マリア、本当にありがとね!) 「thx 4 your message!」 (メッセージをありがとう!) 「thx!」 (ありがと!) 「thx」だけでもお礼は伝えられますし、もう少し詳しいお礼を伝えたい場合は、他の言葉やスラングと一緒に使うと良いでしょう。 特に良く使われるのは、「thx maria(人の名前) 4 ~」は「マリア、~してくれてありがとう」、「thx to ken(人の名前)」は「ケンに感謝」、などです。 知っておくと便利なだけでなく、相手の言葉を正しく理解することにも繋がります。

「thx」を使用した例文②

・「thx」で文末の挨拶にする 「retweet this tweet!Plz&thx」 (リツイートしてね、よろしく!) 「Ok,see you soon.thx」 (また会おうね!) 「thx」 (よろしく!) 英語圏の人は、日本人から見ると、特にお礼を言う必要がなさそうな場面でも、会話の最後に「thanks」という言葉をつける習慣があります。これは日本語にすれば、ありがとうよりも「じゃあね」「よろしくね」という意味に近いものです。そのため、文章の最後に「thx」をつけると、会話を締まりやすくなります。 また、「thx」と一緒に使われることが多いのが「plz&thx」です。これは「please&thanks」の略で、「よろしくね、ありがとね」という意味にすることができます。SNS上などでは良く見かけられるスラングです。

 

「thx」に対する返事の仕方

日本語では、お礼に対して「どういたしまして」という言葉はありますが、実際の会話で「どういたしまして」を使っているという人は少ないでしょう。そのため、相手から「thx」という言葉を投げかけられると、何と答えれば良いのか戸惑ってしまうかもしれません。 相手からお礼の意味で「thx」という言葉をかけられた場合に、多く使われているのは「np」です。「np」は「No problem」の略で「問題ないよ」「気にしなくていいよ」という意味があります。日本語にすると「いいよー」などでしょう。 また、通常の会話では、お礼の意味の「thanks」に「sure」と返す場面が多く、それを文章に使うこともできます。「sure」は「とんでもない」「当然だよ」などに当たる言葉です。 他にも「Not at all(全然問題ないよ、気にしないで)」という表現もあります。いずれも会話でしか使えないわけではないので、メールやSNSで使って問題ありません。 また、相手から「よろしく」の意味でかけられた「thx」に対しては、こちらも「thx」で答えることができます。相手からの「よろしく」に対する「こちらこそよろしくね」の意味です。

「thx」と同じ意味のオーストラリアスラングの「Ta!」

英語圏の中でも、オーストラリアには他と少し違ったスラングがいくつかあります。「thx」はオーストラリアでは「Ta!」です。読み方は「タ」で、「thank you」の最初の部分だけを切り取って、お礼の言葉として使っています。 この「Ta!」は、オーストラリアで古くから使われているスラングのひとつで、若い世代の人はあまり使わなくなってきているようです。そのため「Ta!」という表現をすると、少し年代が高い、オーストラリアの人と思われやすいとも言います。 しかし「Ta!」の意味がわかっていれば、相手がお礼を言っているという状況が分かるようになるので、知っておくと良いでしょう。 「Ta!」の他にも、オーストラリアでは「Cheers(チアーズ)」も「thx」と同じ意味で使われるお礼の言葉です。 ちなみに、「Ta!」または「Cheers!」でお礼を言われた場合は「np」でも良いですが、「No Worries!(ノーウォーリーズ)」と返すと、適度に砕けた「どういたしまして」を伝えることができます。