「種類」の英語を5通りを紹介!例文や様々な表現方法も解説!

 

種類の英語は5種類

種類の英語

種類の英語(画像:Unsplash

日本語では一言で表現している「種類」という言葉も、英語ではニュアンスによって、使う単語や表現方法が異なります。 この記事では様々な英語表現を例文にて紹介しますが、まずこの見出しでは「種類」を表す英単語を紹介します。基本的な単語なので区別を覚えおきましょう。

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kind

まず最初は「kind」という単語ですが、これは「種類」と言う時に最も頻繁に使われる単語ですが、厳密に特定の意味が含まれているわけではありません。 ・We offer various kinds of products. (いろんな種類の商品を用意しております。) 例文では「various kinds」で「様々な種類」となっています。ただし、「kind」はこの後紹介する「type」よりは厳密に種類分けをせず、「sort」よりは特定の種類分けをしているということを覚えておきましょう。

 

type

次は「type」という単語です。「型番」「様式」「類型」などを分類する時に使う単語です。 ・Please write your blood type on the medical examination table. (診察表に血液型をお書き下さい。) 例文では「blood type」で「血液型」という意味になっています。「血液型」も人の血液の「型」「様式」なので「type」を使って表現します。他にも「prototype(試作品)」「new type of car(新型車)」などのように使うことも出来ます。

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sort

次は「sort」という単語です。「kind」よりも更に幅広い種類を指し、「特定の共通の特徴を持った人や物」や「なんとなくそんな感じのもの」といったニュアンスがあります。 ・I like this sort of watch. (こういう感じの時計が好きです。) 例文では話し手は好きな時計の種類について話していますが、その種類の表現方法がわからず、「なんとなくこんな感じ」という意味で話しています。エクセルの機能に「ソート」がありますが、これも特定の共通の項目を含む行に絞って表示するものです。

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breed/species

「breed/species」という単語は、「(動植物の)品種」「種族」という意味で使われます。 ・An investor is a breed of person who pursues profit thoroughly. (投資家とは徹底的に利益を追い求めるタイプの人だ。) 例文では「breed of person」で「こういう種類の人種」という意味になっています。「breed」の場合は「種族」という意味から「そういう血が流れている人」「筋金入りの」というニュアンスで使用できます。

variety

「variety」は「種類」の他に「多様性」「さまざま」「いろいろ」と訳すことができます。「同じものの中でも異なる種類」を表現する時に使います。 ・We prepared a variety of colors. (様々な種類の色をご用意しました。) 例文では「variety of colors」で「様々な種類の色」という意味になっています。「色」という同じ種類の中で異なる色(種類)を表現しています。ビジネスでも「variety of benefits(様々な利益:粗利・営業利益・経常利益)」があります。

 

「種類」の英語の様々な表現の仕方

様々な表現

「種類」の使い分け方は理解できたでしょうか。特に「type」「breed/species」「variety」はそれぞれ「型番」「種族」「同一種の中の種類」といった明確なニュアンスがあります。 この見出しでは熟語や慣用表現などをご紹介します。

5種類の英語表現

「種類」を表現する英語表現には「a variety of」「a sort of」「kinds of 」「high-mix(多品種)」「genre(ジャンル)」の5種類があります。 ・We sell a wide variety of desks. (豊富な種類の机を販売しております。) 例文では「机」という1つのもの中の種類について話しているので、「a variety of」を使っています。