早急(そうきゅう)の意味や使い方・例文を徹底解説します!

 

早急とは

早急とは

早急とは(画像:Unsplash

ビジネスシーンでは「早急」という言葉が使われることが多々ありますが、よく使う言葉だからこそ正しく理解しておく必要があります。 まず、この見出しでは「早急」の正しい読み方と基本的な意味を紹介するので確認してみてください。

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早急の正しい読み方は「さっきゅう」

「早急」の正しい読み方は「さっきゅう」です。よくある間違った読み方に「そうきゅう」がありますが、本来の読み方ではないので注意しましょう。 実際の仕事場でも「早急(そうきゅう)に対処して下さい」などのように言う人が非常に多いですが、実は間違った読み方です。「さっきゅう」という正しい読み方を覚えておきましょう。

 

早急の意味は「非常に急ぐこと」

「早急」は「非常に急ぐこと」という意味です。「早」も「急」も「はやい」や「いそぐ」という言葉なので、簡単に意味が理解できると思います。 プライベートで頻繁に使う言葉ではありませんが、仕事上納期が迫っているものに対してすぐ取り掛かってほしい時に「早急に〜して下さい」という形で使います。このように言われた場合は、ただちに対応する必要があります。

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早急の英語

 早急の英語

早急の英語(画像:Unsplash

「早急」の正しい読みは「さっきゅう」でした。ビジネスシーンではよく使われる言葉なので、正しく使えるように注意しましょう。 ここからは「早急」の英語表現を紹介します。特殊な表現もありますが、社会人経験がある方なら聞いたことがあるものも多いはずです。ここで改めて意味を確認しておきましょう。

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早急の英語は「immediately」

「早急」の英語は「immediately」で、他にも「直接的に」「すぐ近くに」などの意味もあります。 ・Please work on the request immediately. (早急に依頼に取り掛かって下さい。) 「immediately」は副詞ですが、例文の場合は文全体を修飾して「早急に」という意味で使われています。「早急」に最も近い英語表現が「immediately」となります。

早急の英語は「without delay」

「without delay」は「遅れること無く」です。 ・Please come to the meeting place without delay. (集合場所に遅れずに来て下さい。) 「without」が「〜すること無しに」で「delay」が「遅れること」という意味なので、「遅れること無しに=遅れずに」になります。「遅れなければよい」という意味なので、「早急」とはニュアンスに違いがあります。

 

早急の英語は「as soon as possible(ASAP)」

「as soon as possible(ASAP)」は「なるべく早く」という意味です。 ・Please contact me as soon as possible. (なるべく早く連絡をください。) 「なるべく早く」という訳なので「immediately(早急)」より少し余裕があります。また、「ASAP」はそれぞれの頭文字を取った略語になっています。

早急の英語は「prompt」

「prompt」は「迅速な」「テキパキとした」「機敏な」という意味です。 ・He always does his job promptly. (彼はいつもテキパキと仕事をこなす。) 例文は「ly」が付いて副詞になっていますが、意味は変わりません。ただし、「早急」は「直ちに」「今すぐ」という意味なのに対し、「prompt」は「すばやい」「迅速に」という意味なので、ニュアンスに少し違いがあります。