「その他」の英語表現を紹介!例文や使い方なども紹介します。

 

「その他」の英語での表し方は7通り存在する

「その他」の英語

「その他」の英語(画像:Unsplash

日本語では一言で「その他」という表現は、英語では7通りの言い方が存在し、それぞれのニュアンスも異なるので、正しく使い分ける必要があります。 この記事では、そんな多様な表現方法がある「その他」の表現を、ニュアンスの違いも含めて紹介していきます。この記事で正しい意味を全て理解しておきましょう。

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other/others

「other」は形容詞、「others」は代名詞です。 ・I have four apples, this one is Nancy’s and other apples are Katy’s. (4つのりんごがあります、これはナンシーので、他はケイティーのです。) ・I have many apples, this one is Nancy’s and others are Katy’s. (りんごが沢山あります、これはナンシーので、他はケイティーのです。) 「other」は後ろに名詞の複数形を置いて使い、「others」はこれだけで「(不特定多数の)他のもの全て」です。

 

the other/the others

「the other」は形容詞、「the others」は代名詞です。 ・I have two apples, this is Nancy’s and the other one is Katy’s. (2つのりんごがあります、これはナンシーので、もう一つはケイティーのです。) ・I have four apples, this is Nancy’s and the others are Katy’s. (4つのりんごがあります、これはナンシーので、他の3つはケイティーのです。) 「the other」は後ろに名詞をおいて「他の」、「the others」は「(特定の)他のもの全て」です。

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another

「another」は「不特定多数の中の他の一つ」という意味で形容詞と代名詞になります。 ・I have 100 apples, this one is Nancy’s and another is Katy’s. (100こりんごがあります、これはナンシーので、他の内の一つはケイティーのです。) ・I have two apples, this one is Nancy’s and another one is Katy’s. (2つのりんごがあります、これはナンシーので、他の内の一つはケイティーのです。) 1文目は代名詞、2文目は形容詞として「another」を使っています。

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something else/anything else

「something else」「anything else」は共に「なにか他のもの」という意味です。 ・I want to eat something else. (何か他のものが食べたい) ・Is there anything else you need? (他になにか必要なものはありますか。) ・I don’t have anything else. (他には何も持っていません。) 「something else」は1文目のように肯定文で使い、「anything else」は2文目と3文目のように疑問文と否定文で使います。

etcetera(etc. )

「etcetera(, etc. )」は書き言葉で、「〜など」という意味です。 ・Those required for company management include human resources, accounting, and marketing, etc. (会社経営に必要なものには、人事・会計・マーケティングなどがあります。) 例文では文の一番最後に「, etc.」とつけて「〜などがあります」という表現になっています。正式な表記は「etcetera」ですがこの表記が使われる事はほとんどなく多くの場合「, etc.」の形で使われます。

 

the rest

「the rest」は代名詞と形容詞の2つの用法があり「残りの部分」「続き」「以下」のように訳されます。 ・I had no time to do the rest work. (残りの仕事をこなす時間がなかった。) ・The rest is on the web. (続きはウェブで。) ・The rest is omitted. (以下省略) 1文目は「残りの〜」という意味の形容詞として使われていて、2文目は「続き(の部分)」という意味の代名詞として使われています。3文目は「以下(の記述)」という代名詞として使われています。

and so on

「and so on」は、文末や羅列した単語の最後につけて「などなど」という意味になりますが、人に対して使うことは出来ないことと、同じ種類のものが容易に想像できる必要があります。 ・I cleaned up the desks, chairs and whiteboards and so on in the meeting room in the warehouse. (会議室にある机、椅子、ホワイトボードなどを倉庫に片付けた。) 例文では「机」「椅子」「ホワイトボード」といった「会議室に置かれているもの」という同一のものをまとめて「and so on」が使われています。