進捗の意味や使い方・英語表現まで解説!進歩・進展などとの違いも説明!

進捗の読み方・意味・英語表記

日々の仕事の中で、進捗という言葉を使う場面は多々ありますよね。進捗という言葉は漢字も難しく、仕事をするまで意識して使ったことがないという人も多いのではないでしょうか。 仕事において頻出する単語なら、意味を正しく理解しておきたいものです。まず、進捗という言葉の読み方・意味・英語表現を解説するので、参考にしてみてください。言葉の定義を知ることで、仕事の仕方や指示の出しやすさも変わってくるはずです。

スポンサーリンク

進捗の読み方は「しんちょく」

進捗の読み方は「しんちょく」です。「捗」という漢字が普段使い慣れないですが、訓読みすると「はかどる」となります。 「捗」の構成は、てへんとつくりから成ります。つくりの部分は、「歩」という漢字に似ていますが、表記上は右側の点がないものが正式だとされています。 最近ではタイピングが主流ですが、手書きする場面で戸惑ってしまうことがないよう、漢字を知っておくことが大切です。

 

進捗の意味は「仕事やタスクなどが捗ること」

進捗の意味は「仕事やタスクなどが捗ること」です。ただ仕事が進んでいく様子ではなく、「速やかに進行する」「順調に進む」といった肯定的な意味が付け加えられる場合もあります。 進捗という言葉は、単独で用いられることも多いですが、「進捗確認」「進捗報告」「進捗管理」「進捗率」など他の言葉と組み合わせて使われることもあります。 仕事は複数人で進めることが多いため、構成員が全体の進捗を意識しながら進めていくのはとても大切なことです。進捗を意識することで、スムーズに仕事ができるようになるでしょう。

スポンサーリンク

進捗の英語は「progress」

進捗の英語は「progress」で、読み方は「プログレス」です。「progress」の意味は、「進捗・前進・経過・達成・向上・進歩」など多岐に渡ります。 「progress」は、肯定的なニュアンスで物事が前に進んでいく様子を表します。また、進み具合そのものを指す場合もあります。 「progress」は日本でビジネス英語として使われることはまだ多くはない言葉ですが、今後海外交流がより盛んになれば、カタカナ語で用いられる日がくる可能性があります。

スポンサーリンク

進捗の管理や報告の仕方

ここまで、進捗の読み方・意味・英語表現について説明しました。続いては、進捗の管理や報告の仕方について解説していきます。 言葉の意味を理解するだけにとどまらず、日々の仕事において進捗を意識し、成果につなげていくことが大切です。進捗管理や進捗報告の質が上がれば、自然と周囲からの評価も上がります。

進捗管理ツールで進捗を管理

最近では、様々な進捗管理ツールがあります。口頭やメールで進捗報告をするより、効率的なツールを活用した方がスムーズに仕事を進めることができます。 「Trello」は業界を問わずよく利用されている進捗管理ツールです。カードを追加することで、タスクを視覚的に管理できることが特徴です。「TO DO」「進行中」「完了」という風に、進捗に応じてカードを移動できるのが「Trello」の使い勝手のよさです。 進捗管理ツールを導入し、効率的に仕事を進めましょう。

 

エクセルで表を作成し進捗を管理

進捗管理をするなら、エクセルを活用するのもおすすめの方法です。工程が細かかったり複雑すぎる場合は、一般的な進捗管理ツールでは管理することができません。 その点、エクセルであれば使いやすいよう自由にカスタマイズすることができます。タスクを縦軸、日程を横軸にとれば、かなり詳細な進捗表を作成することもできます。色をつけたり、リスト機能を使うことでさらに使いやすくなります。 年齢を問わず使うのに抵抗感が少ないのもエクセルのいいところです。手軽に作成できるため、仕事の能率は格段に上がります。

進捗報告のメールのポイント

社会人であれば、進捗報告メールを送る場面は多々あります。簡潔でわかりやすい進捗報告メールを送れば、上司の評価も上がります。 進捗報告メールを送るときのポイントは、まずは結論を先に述べることです。また、事実と意見が明確に区別できるよう文章を工夫します。重要なこと、緊急なことほど優先順位をあげて報告するようにしましょう。箇条書きやセミコロンを使って見やすいよう工夫することも大切です。 もし進捗が芳しくない場合、いつまでに完了できそうかという見込みを記載することも重要です。