【ビジネス用語】サードパーティとは?サードパーティの意味など紹介します!

 

サードパーティの基本的な意味は「当事者以外の人」

(画像:Unsplash

コンピューターの世界でサードパーティという用語がよく見聞きされます。アップルが自社製品のアプリケーションにサードパーティをうまく活用したことで有名になりました。 サードパーティの意味は「当事者でない第三者」で、サードパーティ製品とは「非正規品(非純正品)」のことです。第三者の英語表現が「third party」ですから、そのまま和製英語として使われています。 コンピューターの世界では、コンピューター本体のメーカーとは直接の関係がないハードウェア、ソフトウェアのメーカーのことを指します。

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サードパーティの具体例

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サードパーティといえばコンピューターアプリケーションのイメージが強いですが、サードパーティが活躍している分野はアプリケーション以外にもたくさんあります。 コンピュータのハードウェアやソフトウェア制作以外でも、インターネット上の電子認証などで多くのサードパーティが活躍しています。

 

ハードウェア

現在コンピューターのハードウェアは製造過程で世界中の多くの企業から部品が供給されているため、もはやサードパーティが意識されることは少なくなっています。 かつてコンピューターメーカーはハードウェアの詳細な仕様を公開していなかったため周辺機器のサードパーティが育ちませんでしたが、IBMはオープンアーキテクチャに踏み切り、ハードウェアのサードパーティが一気に増えました。 インテルは自社のPCIのプロトコルを公開することによりインテル仕様のサードパーティを増やし、PCビジネスの主導権を握っています。

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ソフトウェア

MacやiphoneなどのiOS端末のアプリケーションソフトウェアは基本的にアップルストアからダウンロードします。このアップルストアを通じてアプリを配信している企業や個人はサードパーティになります。android端末やマイクロソフト系のコンピューターに関してもこれは同じです。 アップル社が確立したこのサードパーティを活用したビジネスモデルは、同社製品の世界的な普及に大きな役割を果たしました。 ただし、サードパーティアプリによる不具合は本体メーカーのサポートを受けられませんので注意しましょう。