「relationship」と「relation」の違いや熟語を紹介!

「relationship」とは

relationshipとは

人の関係性を表現する時に「relationship」という英単語を使いますが、日本でもビジネスでこの単語はよく使われています。 日常的に使う英単語であり語形が似た単語もあるので、意味や使い方を間違えないように正しい意味を理解しておく必要があります。まずはこの見出しで発音・意味・語源を押さえましょう。

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「relationship」の発音は「リレーションシップ」

「relationship(rɪléɪʃənʃìp)」は「リレーションシップ」と読みます。音節は「re-la-tion-ship」と4つに分けられ、アクセントは第2音節の「la」に付きます。 発音の際のポイントは「r」と「l」の発音です。「r」は舌を巻いてどこにも付けずに発音しますが、「l」は舌を上あごに付けて発音します。日本人が発音の区別が苦手なアルファベットなので、注意しましょう。

 

「relationship」の意味は「関係」

「relationship」の意味は「関係」ですが、この他にも「結びつき」「親族関係」という訳し方もあります。 上記の訳し方を見ても分かるように、「relationship」は様々な「関係」を表す英語の中でも、「男女関係」「親子関係」のように、特に「個人と個人の結びつき」というニュアンスが強くなります。 「因果関係」や「相関関係」など人が関わらない場面で「関係」と表現する時に「relationship」を使う事はありません。

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「relationship」の語源

「relationship」は意味で単語を分けると「 relate(関係がある)」「ion(こと)」「ship(性質・状態・関係性)」となります。つまり「関係があるという状態」といった意味になるので、「関係」や「結びつき」という訳になります。 特に「ship」は、「partnership(パートナーシップ)」「leadership(リーダーシップ)」「membership(メンバーシップ)」など、人の状態を言う時によく使われる接尾辞なので覚えておきましょう。

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「relationship」と「relation」の違い

違い

「関係」を示す単語には「relationship」と「relation」の2つがあります。 「relationship」は「個人的な結びつき」や「人間関係」「恋愛関係」などを言う時に使うと紹介しました。一方で「relation」はより硬い表現で、「(国と国の)公的な関係」「取引先との関係」などについて話す時に使い、日本語でも「先方とのリレーションが無い」と言います。 訳し分けのイメージは、関係性を意味する「ship」がある「relationship」の方が人間関係を表現すると覚えておきましょう。また、「relation」は「男女の肉体関係」を遠まわしに言う時に使われることもあります。

「relationship」の使い方と例文

使い方と例文

使い方と例文(画像:Unsplash

ここまでは「relationship」の使い方と、よく似た「relation」という単語との使い分けについて説明しました。 ここからは「relationship」の様々な使い方について紹介していきます。一緒に使われる前置詞によってニュアンスが少し異なりますので、それを確認しながら読んで下さい。

 

relationship with

「relationship with〜」は「〜との結びつき」という意味になります。が「with」が使われている通り、「個人のとの結びつき」が意識されます。 ・Recently, relationships with parents have improved. (最近は親との関係も良くなってきた。) 例文では「relationships with parents」で「親との関係性」という意味になっています。親との関係は「個人の結びつき」なので「relationships」が使われています。

relationship between

「relationship between」は「2人の人や物の関係性」について言う時に使われます。多くの場合は「relationship between A and B」で「AとBの関係」となります。 ・The relationship between the superior and subordinates is important. (上司と部下の人間関係は大切だ。) 例文では「上司と部下」という2人の人間関係なので、「relationship between」が使われています。