provide(プロバイド)の意味や使い方・類語との違いを徹底解説!

 

「provide」の意味は「提供する」

provideは「提供する」を基本的な意味とする言葉です。 provideのpro-は「前に、あらかじめ」を意味しており、-videはvisionから来ているので、「見ること」を意味しています。 この2つの意味が組み合わさると、「あらかじめ見ること」を意味することになり、provideが、「先に何が起こるのかを予測して、必要なものを提供すること」がもともとも語源であることが確認できます。 つまり、provideという言葉は、「必要なものを予見して与えること」が言葉の中心的な意味となっており、この基本的な原義から派生して様々な意味を持つようになっています。

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「provide」の様々な使い方と例文

provideは様々な前置詞を伴ったり、接続詞thatを伴うことがある言葉です。 provideの基本的な意味は「提供する」ですが、前置詞やthatを伴うことで少しだけ意味が変わることがあるので注意が必要です。 以下では、provideに伴う前置詞と接続詞について例文を示しながら詳しく解説していきます。

 

「provide to」

provideとtoをセットで使う場合も、「提供する」という基本的な意味は変りません。 しかし、provideに続く単語の順番がそれぞれ異なりますので注意が必要です。 provideとtoをセットで使う場合には、 “provide + 提供した物事(A)+to+対象(B)”という順番になります。 上記の順番で「AをBに提供します」という意味になります。 以下はその例文です。

toを使う場合には、provideの次に提供した物事が置かれ、toの後には対象(提供された人)がきます。

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「provide that」

provideは「提供する」を原義とするものですが、thatがつく場合、「(法律・協定などが)根拠を提供する」という意味となり、「(法律・協定などが)〈〜と〉規定する」という意味を持つようになります。 provideの後にthatが続く場合にだけ、「提供する」という意味が薄れて、「規定する」という意味になるので注意しましょう。 以下はその例文です。

この例文で示しているように、provideにthatがつく場合はかなりフォーマルな表現となることに注意が必要です。法律や協定、契約書など拘束力のあるコンテクストで使われます。