マツモトキヨシとココカラファインが業務提携。提携の目的やメリットとは?

 

マツモトキヨシとココカラファインが経営統合

マツモトキヨシとココカラファインが経営統合 リスト

  • マツモトキヨシが1株当たり6,450円で経営統合
  • PB商品の共同開発と輸送コストの削減が狙いか
  • 締結2021年は2月、統合は10月を予定
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マツモトキヨシHDがココカラファインの株式取得

マツモトキヨシHDはココカラファインの株式20.4%を取得します。本件経営統合によって「経営統合の背景・目的」「両社の方向性と経営統合による、今後期待される効果」については各分野で協業していくことを確認したとしています。 特にPB商品の開発・統合などを店舗運営の効率化などに繋げ、各分野で協業し両社のシナジーを目指す考えです。

1株あたり6460円で総額380億円をこえる

マツモトキヨシHDは、第三者割当増資によりココカラファインの議決権割合に当たる、普通株式5,93万9,600株(マツモトキヨシ保有の同社普通株式6万7,308株と合わせ)て、20.04%を1株当たり6,460円で取得します。 募集、または割当方法は第三者割当方法により、その全てがマツモトキヨシHDに割り当てられます。 これにより、本買い付けの調達資金383億7000万円程度になる見通しです。

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経営統合による目的やメリット

両社は店舗の展開エリアを相互に補うことができ、かつデジタル化やグローバル展開推進戦略という共通した方針を打ち出しています。両社の経営資源を相互に活用することで、商品の開発の加速化、また共同仕入れによるコストダウンを図るとしています。