恐縮の意味とは?ビジネスシーンでの使い方や感謝、謝罪を表す際の表現方法を例文を用いて解説します!

 

恐縮の意味と読み方

「恐縮」=きょうしゅくと読みます。 今回はこの恐縮という言葉の意味をビジネスシーンとそれ以外の状況ついて解説します。 また、英語表現や類語、別の表現方法なども解説しますので目上の方へのメールの出し方に悩んでいるビジネスパーソンは是非ご一読ください。

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恐縮の意味は「相手をへりくだりお詫びをすること」

恐縮するという言葉の意味は「相手よりへりくだりお詫びすること」です。 へりくだるとは「相手を敬い自分は控えめな態度をとる」事です。 つまり「相手を敬い丁寧にお詫びすること」を恐縮する事の意味とも言えます。

 

恐縮は「きょうしゅく」と読む

冒頭で解説した通り「恐縮」の読みは「きょうしゅく」です。 「恐」はびくびくする。怖がる。恐れ入る。かしこまる等の意味です。 「縮」はちぢむ。ちぢまる。ちぢこめる等の意味です。 恐縮の単語を一語づつ分解してみると「びくびくしてちぢこまる」などの意味となりますね。 英文もそうですが、直訳すると少し表現が変になりますね。この場合びくびくするを「相手を敬う」事に置き換えるとわかりやすいです。

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恐縮の使い方と例文3つ

ここからは恐縮という単語について例文を交えて解説します。 例文や解説はあくまで一例となりますのでご了承ください。

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「恐縮」はビジネスや目上の人との会話で使う

では「恐縮」という単語はどんなシチュエーションで使うかというとビジネスシーンやプライベートでの目上の方との会話、手紙、メールなどで使用します。 具体的な例文をご紹介していきます。

例文1 謝罪の気持ちを伝える時 (私事 恐縮)

・私事で恐縮ですが、来週一週間休暇を頂きます。お問い合わせは弊社〇〇までお願いいたします。 ビジネスシーンでよく使う例文です。「私事」=「しじ/わたくしごと」と読み「個人的な事柄」を指します。 この例文はビジネスシーンで取引先の方へ送ったメールの締めの文章です。「来週から私用で休暇を取りますが連絡は滞ることがないように社内の〇〇へ引き継ぎましたよ」という内容の分をへりくだって書いたものです。 よく使いますのでこのまま使用しても問題ありません。

 

例文2 感謝を伝えるとき

・お褒めの言葉を頂き恐縮です。 目上の方に感謝を伝えるときに使う例文です。「ありがとうございます」でも失礼ではありませんが、恐縮ですを使用することでより相手を敬う表現となります。

例文3 メールで使うとき

・大変恐縮ですが、こちらのメールをご確認いただき、内容をご承諾いただけましたらご返信いただけますと幸いです。 メールの文章なのでかなり硬い文章です。ただ、内容としては以下でも失礼ではないですし、問題はありません。 ・「申し訳ありませんが、メールの内容で問題なければご返信ください」 2つとも同じ内容ですが、恐縮という単語と使うとより相手を敬う気持ちが強く感じられる文章です。