享受の意味は?享受の使い方や類語、さらに英語、中国語表記まで解説!

享受の読み方や意味

「享受」は「きょうじゅ」と読みます。 「享受」の「享」は、「まつる」と言う意味があり、「神にたてまつる」という漢字が字源となっています。 そこから、「相手にたてまつる」という意味になりました。 「受」はうけるという意味があります。 字源は「受ける手」と「器」が組み合わさっています。 そして「器を受け取る」となって、受けることを意味するようになりました。 「享」と「受」が組み合わされると「たてまつられるものを受け取る」という意味となります。 そこから、「享受」は、何か受け入れて、自分のものにする、または、自分のものとして楽しむという意味となりました。 受け入れる何かとは、物でも精神的な事でも使われます。 幅広い場面で使える言葉なので、正しい使い方を覚えておきましょう!

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享受の正しい使い方を知ろう!

「享受」を初めて聞いた人も居るのではないでしょうか。 この機会に是非正しい使い方を学んでみて下さい。 1度使用方法を覚えれば、簡単に使用する事ができますよ! それでは、「享受」の正しい使い方をご紹介します! 「享受」は物に対しても精神的なものに対しても使える言葉です。 自分にとってプラスなことを受け取るという時に使うので、「利益を享受する」などと使います。 日常的にはあまり使われるシーンは少なく、畏まった場面で使われることが多いです。 基本的には「享受する」と使われます。

 

享受を使った例文を5つ紹介!

「享受」をは短い言葉で使うより、文章の1部で使われます。 ここで「享受」を使った例文を5つご紹介していきます! ・テクノロジーの恩恵を「享受」しながら生きています。 ・日本は、いつでも安全な水を飲めるという恩恵を「享受」しています。 ・僕は自営業を営んでいましたが、会社員と自営業者を比べると、社会保障面でたくさんのメリットを「享受」しているとわかり転職ました。 ・部長は「年俸制を導入すると、社員がメリットを享受する」と言っていました。 ・交通の便や買い物等の便利さを享受し、危険なゾーンは回避するという良いとこ取りなところです。

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享受の対義語は「提供」

「享受」には対義語があります。 どんな言葉があるのか、「享受」の対義語をご紹介していきます! 「享受」の対義語は「提供」です。 「享受」のように「受ける」ではなく、「提供」は「与える」という意味なので反対の意味となりますね。 良い意味に対しての反対語は、悪い意味の場合が多いですが、「享受」も「提供」も良い意味です。 実際に提供を使うと、「食べ物を提供する」などと使われます。

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享受の類語って?

「享受」にはいくつか類語があります。 もしかしたら間違えて類語を使ってしまっていたことに気付くかもしれません! そこでどんな類語があるのか詳しく説明します!

享楽

「享楽」(きょうらく)とは、自分の思ったように快楽を味わうことです。 「享受」とは、何かを受け入れるという部分に関しては一緒ですが、「享受」は「享楽」と異なり快楽を味わうためではありません。 また自分の思ったように受け入れるわけでもありません。 「享楽」の方が、気持ち的にリラックスできる感じが強いです。 実際に「享楽」を使ってみると、「享楽にふけた」などと使います。

 

謳歌

「謳歌」(おうか)とは、声を合わせて歌う事や、幸せをみんなで楽しむという意味合いがあります。 楽しむと言うところは似ていますが、「享受」はみんなでという意味ではありません。 大勢やチームの場合は、「享受」ではなく「謳歌」をうまく使うと良いですね! 実際に「謳歌」を使う時は、「青春を謳歌したい」などと使います。

悦楽

「悦楽」(えつらく)とは、喜んで満足する事です。 とても幸せな意味ですよね! 「享受」は自分のものにして楽しむと言う意味なので、自分に対して良い事だと言う事は同じですが、自分にひたるわけではないので意味が異なります。 満足できる「悦楽」の方が達成感が強いです。 実際に「悦楽」を使うと、「悦楽にひたった」などと使用されます。