行雲流水(こううんりゅうすい)の意味や使い方や「雲煙過眼」との違いなど解説します!

 

行雲流水の読み方は「こううんりゅうすい」

(画像:Unsplash

「行雲流水」は「こううんりゅうすい」と読みます。 「行」は音読みで「こう」「ぎょう」「あん」、訓読みで「い(く)」「ゆ(く)」「おこな(う)」です。「雲」は音読みでは「うん」、訓読みでは「くも」となります。「流」は音読みだと「りゅう」「る」、訓読みだと「なが(れる・す)」です。「水」は音読みでは「すい」、訓読みでは「みず」となります。

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行雲流水(こううんりゅうすい)の意味「一つの物事に固執せず自由に行動する」

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「行雲流水」には「空の雲や川を流れる水のように、一つの物事に執着せず自由に行動する」「自然の成り行きに任せる」という意味です。また、「気ままな旅」を表す意味で使われることもあります。

 

行雲流水(こううんりゅうすい)の使い方や例文

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「行雲流水」は日常的に使われる四字熟語ではありませんが、さまざまな使い方あります。そのため覚えておくと便利です。 ここでは「行雲流水の如く(ごとく)」「行雲流水な人」「行雲流水な気持ち」の3つを取り上げ、例文も交えて使い方を紹介します。

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例文①行雲流水の如く

「行雲流水」で最も多用される表現と言えば「行雲流水の如く」です。「自然の成り行きに任せるように」という意味で使われます。 ・私は残された人生を、行雲流水の如く生きていきたいと思っています。 ・行雲流水の如く成り行きに身を任せれば、自ずと答えは出ます。 この場合は「空を行く雲、川を流れる水のように」という比喩表現が強くなります。「成り行きに任せる」「ありのままに」を表したい時に使いましょう。