高学歴ニートとは
高学歴ニートの特徴や脱出するために意識すべきこと
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高学歴ニートはプライドや挫折経験が原因で生まれる
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ときに高学歴ニートは凶悪事件の引き金になる
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高学歴ニートが本当に目指すべきものとは
ニート増加による日本の末路。過去の事件から見るニート問題の闇とは?「ニート」の多くは就職氷河期に就職できなかった人々です。働く気力もなく親に頼りながら「引きこもり」生活を続けています。「ニート」の多くは50歳代、両親も介護が必要な80歳代が大半となりました。これを8050問題と呼び政府は就職氷河期支援プログラムを打ち出していますが、一定の年代に偏ることは危険だと指摘されています。
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高学歴ニートの特徴
具体的に「高学歴ニート」を指すのは、東大や京大、marchに代表される「エリート大学」を卒業後に就業しなかった者です。 本来であれば企業から引く手あまた、そして社会での活躍が期待される彼らがニートになるのは、いくつかの特徴があるからと言われています。
就職氷河期は再来するのか?氷河期世代の実態や政府による支援の現状。政府が「就職氷河期」世代の支援に本格的に乗り出しました。「就職氷河期」とは概ね1993年から2005年までに新採を迎えた人々であり30代~40代が中心です。「就職氷河期」世代の人々は非正規社員率が高く「引きこもり」も少なくありません。本人はもちろん親たちも高齢になっており支援対策は必要不可欠です。政府は650億円の予算を投じ3年間で30万人の正社員化を目指しています。
基本的な考えは一般的なニートと同じ
高学歴ニートとは言えど、一般的に周知されているニートと同じカテゴリーで考えられます。 つまり、厚生労働省が定義する「若年無業者」と「若年無業者と同等の無業者」と同じ扱いです。 同省の統計でも学歴関係なく合算され、平成30年時点での全国約93万人の無業者の内に含まれています。 ただし、彼らは高学歴であるからこその「高い能力や知性」「プライド」を持つゆえ、一般的なニートには見られないさまざまの特徴・性格である場合が多いのです。
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プライドがとても高く人を見下す
一般的に高学歴ニートは学歴に関して高いプライドを持ち、自分より偏差値の低い大学卒業者や中小企業就職者を見下す傾向があると言われています。 「自分は待遇の良い会社で働くべきだ」「こんな企業に勤めるやつはかっこ悪い」と考えてしまうのです。 優秀な知性と勉強への努力、そして「ハイレベルな大学で学んできた」という誇りから、生半可な企業や職場には見向きもしません。 その高い理想が謙虚さや素直さを失わせ、労働への意欲をそいでいるのです。