「階段」の3つの英語や様々な表現を例文と共に解説!

 

階段の英語表記は3通り存在する

階段の英語表記

階段の英語表記(画像:Unsplash

あなたは「階段」を正しく英語で表現できますか。実は「階段」に当たる英語の表現は3つありどのニュアンスを言っているかで使うべき単語が変わってきます。 そんな「階段」という表現を正しく使い分けられるように、この見出しでそれぞれの英単語の違いを確認しておきましょう。

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stairs

「stairs」は「複数の階をつなぐような長い階段」のことを言います。 ・The office worker ran up the stairs of the station to get on the train. (そのサラリーマンは電車に乗るために駅の階段を駆け上がっていった。) 「stair」と単数形でも「階段」を意味しますが、この場合は長い階段の「1段」のことを言います。「階段」は複数の段があるので、「stairs」のように複数形で表現します。

 

staircase

「staircase」は、「手すりなどを含めた階段の構造物全体」のことを言います。 ・An actress came down the grand staircase of the theater. (劇場の大階段を、女優が降りてきた。) 例文は「the grand staircase」ですが、この場合は劇場などの正面大階段のことです。「stairs」では複数の段をまとめた表現として複数形になります。「staircase」の場合は「階段を含めた構造物全体」のことを言うので単数形で使います。

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steps

「steps」は「段数が少ない階段」のことで主に屋外で建物の出入り口につながるような数段の階段に対して使われます。 ・She left the restaurant and went down the steps. (彼女はレストランを出て階段を降りてきた。) 例文の場合は、彼女がレストランの出入り口の前にある3〜4段程度の短い階段を降りてきたことを意味しています。「step」の単数形には「1歩」という意味があるので、この「1歩」程度で簡単に上り下りできる階段とイメージしましょう。

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「階段」の英語の様々な表し方

階段の様々な表し方

「stairs」「staircase」「steps」の違いは「長い階段」「階段の構造物全体」「(屋外の)短い階段」でした。 ここからは「階段」の様々な英語表現を紹介します。見出し以外の様々な階段に関する表現も紹介していますが、3つのどの単語を使っているか確認しながら読み進めてみて下さい。

「階段を登る」の英語

「階段を登る」は英語で「climb the stairs」と言います。 ・As we get older, it’s hard work to climb the stairs. (年をとると階段を登るのも一苦労だ。) この例文では最も基本的な「stairs」が使われています。例文では年をとると階段を登るのが辛くなることを言っていますが、階段を「登る」時には「climb」を使うので一緒に覚えておきましょう。また「階段を降りる」は「Go down the stairs」と言うので、こちらも併せて覚えておきましょう。

 

「階段の踊り場」の英語

「階段の踊り場」は「the stairs landing」「the landing of the stairs」と言います。 ・A mother waits for her child on the stair landing. (お母さんが階段の踊り場で子供を待っている。) 例文では「the stairs landing」が使われています。「landing」には「階段の途中の踊り場」という意味と「階段を登りきったところの床面」という意味があります。

「階段の手すり」の英語

「階段の手すり」は英語で「the handrails of the stairs」と言います。 ・Grandpa came up while catching the handrails of the stairs. (おじいちゃんは階段の手すりを捕まりながら上がってきた。) 「handrails」が「手すり」という意味で、階段以外の手すりについても使うことが出来ます。また、外階段についている手すりは「the handrails of the steps」と表現します。