「準備」の英語での表現の仕方を紹介します!

 

準備を表す英語は3種類

(画像:Unsplash

「準備」を表す英語表現には、それぞれニュアンスの異なる3種類の単語があります。日本語と違い、シチュエーションに合った単語を使わないと場合によっては相手に正確な情報を伝えることができません。今回は日常会話で頻繁に使う3種類の「準備」について、さまざまな使い方や例文もあわせて解説していきます。

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preparation(動詞はprepare)

「preparation」は”準備する”を表す動詞「prepare」の名詞形で、場合によって複数形「preparations」と表現されることもある単語です。 ・I’m busy in preparation for the exam. (私は試験準備で忙しい) ・Preparations is important. (準備は重要です) 「preparation」は、食事や旅行、会議や緊急時など”何かのために準備すること”を意味する名詞で、”支度する”や”備える”、”用意する”と訳されることもあります。1人で準備できる物事に対して使われることが多い単語です。

 

arrangement(動詞はarrange)

「arrangement」は”準備する”を表す動詞「arrange」の名詞形で、基本的に複数形「arrangements」で使います。 ・I did all the arrangements for her birthday party. (私は彼女の誕生日会のためにすべてを準備した) 「arrangement」は、誕生日や結婚パーティー、納品や送迎など”先に予定されている出来事や物事に対して準備すること”を意味する名詞です。場合によって”手配する”と訳されることもあり、ビジネスシーンでもよく使われます。”誰かのために”や”誰かと”という、1人ではないニュアンスが含まれています。

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readyは「準備」ができている状況を表す形容詞

「ready」は「準備ができている」を意味する形容詞です。スポーツなどでよく耳にする「Ready, go!(位置について、用意ドン!)」で知っている方もいるのではないでしょうか? ・I’m ready to go. (出かける準備はできている) ・I’m ready to get marry with you. (結婚する覚悟ができている) 「ready」は仕事などへの外出、夕食やテスト、また心の準備などができている状態を表すときに使います。心理的な状態に対して使う場合には“覚悟ができている”と訳されることもあり、「すぐに行動に移せる状態」であるニュアンスが含まれています。

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準備の英語の略は「prep」

「prep」は「preparation」の略語で、動詞として使うこともできます。 ・We have a lot of prep time. (私たちにはたくさんの準備時間がある) ・I prep for the next exams. (次の試験のために準備する) 略語「prep」は、他の名詞と組み合わさって1つの言葉になるケースが非常に多いです。 ・prep time (準備時間) ・prep book (受験参考書) ・prep room (準備室) ・prep test (模擬テスト)

準備の英語の様々な使い方と例文

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次は、「準備」を表す様々なフレーズをいくつか紹介します。どれも日常的、またビジネスシーンでもよく使う言葉です。意味だけではなく使い方や例文も解説していくので、会話の中で自然に使えるよう繰り返し練習しましょう。

 

準備する/している

「準備する/している」は、「prepare」「make arrangements」「get ready for」で表現します。3つとも動詞として使いますが、使い分けは先ほど解説した「preparation」「arrangement」「ready」のニュアンスと同じです。 ・Let’s prepare for the next exam. (次のテストのために準備しよう) ・I will make arrangements for her party. (私が彼女のパーティーを準備するわ) ・I’m ready to go out. (出かける準備はできてるよ)

準備完了/準備万端

「準備完了/準備万端」は、すぐに行動に移せるニュアンスのある動詞「ready」を使い「I’m ready」と表現します。”すっかり”という意味をもつ副詞「totally」を「I’m〜」の後に入れて使うと、準備ができていることがより強調されます。 ・I’m totally ready. (準備万端だよ)