「久しぶり」の様々なシーンでの英語表現を紹介します

 

シーン別の「久しぶり」の英語表現は

(画像:Unsplash

「久しぶり」の英語表現はシーン別に異なりますが、それらをきちんと把握している人は多くありません。英語上級者でもシーン別に使い分けできないような「久しぶり」の英語表現ですが、知っておくと海外生活やビジネスで役に立つ単語です。 ここではシーン別の「久しぶり」の英語表現について説明します。

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メールでの「久しぶり」の英語表現

メールでの「久しぶり」の英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・It’s been been a while. (久しぶりだね。) ・It has been a while since I last kept in touch with you. (ご無沙汰しております。) 前者がカジュアル、後者がビジネスにおけるメールでの「久しぶり」の英語表現です。基本的にメールの文頭に「久しぶり」という英語表現を入れます。「a while」は「しばらくの間」を意味しています。「it has been」とある通り、しばらく会わない状態が継続していることを示すために現在完了形を用います。

 

「long time no see」が一番用いられる

「久しぶり」の英語表現は 「long time no see」が最も用いられます。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・Long time no see, Taro. (久しぶりだね、タロー。) 「long time no see」は敬語で話す必要がない気心が知れた友人や家族などに対して用いる英語表現です。「long time」は「長い時間」を表し、「see」は「会う」という意味の動詞で、否定の「no」を付けることで「no see(会わない)」となります。「long time no see」で「長い時間会わない」=「久しぶり」という意味になります。

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snsでの「久しぶり」の英語表現

snsでの「久しぶり」の英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・Nice to talk to you again. (またあなたと話せて嬉しいです。) ・LTNS. (久しぶり。) 前者がまだ親しくない人、後者が気心が知れた友人などに対する「久しぶり」の英語表現です。snsもメールと同様に「久しぶり」という英語表現を入れます。snsでは実際に話すわけではありませんが、「talk(話す)」という言葉を使えます。また、「LTNS」は「long time no see」のそれぞれの単語の頭文字を取ったネットスラングとなります。

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スラングでの「久しぶり」の英語表現

スラングでの「久しぶり」の英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・Hey Taro. It’s been ages. (よお、タロー。久しぶりじゃん。) ・It’s been yonks! (久しぶり!) 前者も後者もネイティブがよく用いる「久しぶり」の英語表現ですが、後者の方がさらにくだけています。前者の「age」は「時代」を意味し、しばらく会っていなかったことを大げさに表現しており、主にアメリカで用いられます。また、後者の「yonks」は「とても長い間」を意味する俗語であり、主にイギリスで用いられます。

丁寧な場面での「お久しぶりです」の英語表現

丁寧な場面での「お久しぶりです」の英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・I haven’t seen you for a long time. (長らくお目に掛かりませんでした。) ・It’s a pleasure to see you again. (再びお会いできて幸甚でございます。) ビジネスシーンをはじめとするフォーマルな場面では「long time no see」や「yonks」ではなく、構文的にしっかりとしている俗語でない英語を使う必要があります。現在完了形で長い期間会わなかったことを表現する以外にも、再び会えて嬉しいという表現も使えます。

 

「久しぶりの~」の英語表現

「久しぶりの~」という英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・It’s been a long time since I came to Japan. (久しぶりの日本訪問だ。) ・It’s been a long time to meet you. (久しぶりに会いますね。) 「It’s been a long time since ~」で「~するのは久しぶりだ」と訳すことができます。「since」は「~して以来」という意味の前置詞であり、「It’s been long time」の後に付けることで「~して以来長い時間が経った」という意味です。それが転じて「久しぶりの~」「久しぶりに~する」という意味として使うことができるます。

「久しぶり」の返事の英語表現

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「久しぶり」の返事の英語表現は主に以下の例文のような形になります。 ・Yeah, how have you been? (そうだね、元気にしていた?) ・It’s been such a long time. (本当に久しぶりですね。) 「久しぶり」と相手に言われた場合、その返事としては、前者のように相手の現状を尋ねるか、後者のように相槌を打つかのどちらかになります。前者では会わなかった期間を通じて元気だったか聞くために現在完了形を用いています。また後者ではしばらく会わなかったことを強調するために「such(本当に)」という英語を用いています。