風光明媚(ふうこうめいび)の意味や例文や「花鳥風月」「眺望絶佳」との違いなども解説します!

 

風光明媚の読み方

風光明媚

風光明媚(画像:Unsplash

「風光明媚」は、「ふうこうめいび」と読みます。 この読み方で特に難しいのは、「媚」という漢字でしょう。読み方に迷ったら、「眉」という字に注目してください。これは「まゆ」という字で、音読みで「び」と読みます。

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風光明媚(ふうこうめいび)の意味は「自然が綺麗で美しい様子」

風光明媚

風光明媚(画像:Unsplash

「風光明媚」は自然がきれいで美しいことをあらわす四字熟語です。 草木や花々などが織りなす美しさをあらわすためにある言葉であり、自然に広がる美しい景色や風景などを表現したい時に、「風光明媚」という言葉を使います。 雄大に広がる景色や、心が落ち着くような綺麗な風景などを言葉にしてあらわしたい時には、「風光明媚」という言葉を使うのが適していると言えるでしょう。

 

風光明媚(ふうこうめいび)の語源

風光明媚

風光明媚(画像:Unsplash

「風光明媚」は「風光」と「明媚」の2つの言葉に分けることができます。 「風光」は景色や風景という意味を持っていて、これが主に「風光明媚」の持つ「自然の景色、風景」という意味の部分を担っています。 一方で「明媚」はこのましい、人から好かれる、人気があるという意味を持っており、これが「風光明媚」の持つ「美しい、綺麗である」という意味の部分を担っています。この2つの言葉の意味が合わさって「風光明媚」という言葉ができています。

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風光明媚(ふうこうめいび)の使い方と例文

風光明媚

風光明媚(画像:Unsplash

「風光明媚」は、自然のみを対象として使う言葉です。 それを踏まえておかないと、誤って使いやすい言葉なので、きちんと使い方をおさえておきましょう。「風光明媚」という言葉を使う時には、自然が綺麗であることを表したいという意図を伝えられるようにしてください。誤って人工物に対して使わないようにしましょう。

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例文①風光明媚な景色

景色を使った例文をご紹介します。 ・目の前に広がる風光明媚な景色に感嘆の声を上げた。 「風光明媚」という言葉は、景色と組み合わせて使われることが非常に多いので覚えておきましょう。この例文においては、「風光明媚」な景色、つまり綺麗で美しい自然の景色を目の前にして、あまりにも素晴らしいと感じたため声を上げてしまった、という使い方をしています。

例文②風光明媚な場所

場所を使った例文をご紹介します。 ・都会にもこのような風光明媚な場所があるのかと驚いた。 「風光明媚」は景色だけではなく、場所に対しても使われます。この例文のように、自然の景色が綺麗である場所においては、「風光明媚な場所」と表現されることもしばしばあります。ここでは、都会の中にも予想外に自然が美しい場所があって驚いた、という意味で「風光明媚な場所」という表現が使われています。

 

例文③風光明媚な眺望

眺望という言葉を使った例文をご紹介します。 ・このホテルの窓から見える風光明媚な眺望が楽しみだ。 眺望とは「見晴らし」という意味です。この例文は、ホテルの窓からの見晴らしがよく「風光明媚」であり、それが楽しみだと言っています。「風光明媚」は「眺め」のような意味を持つ言葉と組み合わせて使われることも多くありますので、併せて使えるようにしておきましょう。

風光明媚(ふうこうめいび)の類語の四字熟語

風光明媚

風光明媚(画像:Unsplash

「風光明媚」には、似た意味を持つ四字熟語があります。 ですが、類語とはいえ意味やニュアンスは少しずつ異なりますから、使い方には注意が必要です。ここではいくつかの類語をご紹介していきますので、細かな違いをおさえていってください。四字熟語は普段あまり使わないものですから、これを機に覚えてしまいましょう。