expire(エクスパイアー)は契約書で必出!使い方や例文をご紹介!【ビジネス英語】

 

「expire」の意味と語源

「expire」は様々な場面で大切なことを表す単語です。期限や時間に関する単語なので、「expire」が会話や文章中に出てきた時は注意が必要です。 ここでは、特にビジネスでは重要事項を指し示す「expire」について説明します。具体的なシーンや例文を挙げているので、ぜひ参考にしてください。まずは、「expire」の意味と語源から見ていきましょう。

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「expire」の意味は「期限が切れる」「満期になる」

「expire」は「期限が切れる」「満期になる」という意味です。日常生活で賞味期限が切れてしまった時、パスポートや車検などの期限が切れてしまった時などに使われる言葉です。 ・Hey! This chocolate has been expired for two years! (ちょっと!このチョコレート2年前に賞味期限切れてるよ!) 「身体の期限が来てしまった」というイメージで、「expire」は人が亡くなった時にも使われます。知らないと違和感を覚えるかもしれないので、頭に入れておきましょう。

 

「expire」の語源

「expire」の語源は「spir」です。「spir」は「to breath」、つまり「息をする」という意味です。「ex」は「out」を表し、「途切れる」「終わる」という意味となっています。 つまり、「呼吸が途絶える=亡くなる」というのが元々の「expire」の意味です。前述したように「expire」が死に対しても使われるのは、こういった背景があります。その意味から、様々なものに対して「期限が切れる」「満期になる」というように使われるようになりました。

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「expire」のビジネスシーンでの使い方

「expire」がビジネスシーンで出てくる時は重要事項について話している時です。 期限を見逃してしまうと大きな損失に繋がります。具体的なシーンとして「契約の有効期限」について話す場面、「役職の任期満了」について話す場面を見てみましょう。

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契約の有効期限

契約の有効期限について話す時、「expire」をよく使います。 ・The validity of the contract has already expired. (その契約は既に有効期限が切れています。) ・Our contract will be expired next month, and we would like to extend it. (私たちの契約は来月切れてしまいますが、延長したいと考えています。) 契約は一度切れてしまってから結び直すのには骨が折れます。そのため、2つ目の例文のように契約が切れてしまう前に更新するのが理想です。

役職の任期満了

役職の任期満了に関しても「expire」を使うことができます。 ・He is under notice that his employment contract will expire at the end of April. (4月末には雇用契約が切れてしまうと、彼には既に伝えている。) ・She will expire at the end of this year and a new lady will take office. (彼女は年末に任期満了となり、新しい女性が後任を務める。) 駐在や出向が多い仕事だと「expire」をよく使うことになります。任期を満了した担当者について問い合わせがあった場合には「expire」を使って説明しましょう。

 

「expire」の類義語

続いて、「expire」の類義語を見てみましょう。「expire」の類義語には「run out」と「overdue」が挙げられます。 細かなニュアンスの違いがありますが、「expire」と一緒に覚えておくと役に立つ表現です。例文とともに使い方をマスターしましょう。

run out

「run out」にも「期限がくる」「満期になる」という意味があり、「尽きる」「終わる」という使い方もできる熟語です。 ・The rent on my apartment will increase when my lease runs out next month. (来月賃貸契約が切れたら、私のアパートの家賃は上がる。) ・Our time is running out. We have to submit our draft as soon as possible. (もう時間がない。一刻も早く私たちの原稿を提出しなければならない。) 期限に対して「run out」を使う時は口語が多く、「expire」の方が文章的な表現です。また、「run out」は期限だけでなく、在庫やアイデア、忍耐力など幅広く使うことができます。