「entire」の意味や使い方を紹介!「all」や「whole」との違いも解説!

 

「entire」の読みと意味

読み方と意味

読み方と意味(画像:Unsplash

「entire」とは「全体の、全部の」という意味の形容詞で、「entire time」や「entire agreement」のように名詞と一緒に使います。 ビジネスシーンではよく見かける英単語ですが、ここでは「entire」の発音方法や意味を説明します。

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「entire」の読みは「エンタイア」

「entire(éntɑɪɚ)」の読みは「エンタイア」です。音節を分けると「en-tire」の2つに分けられ、第2音節の「tire」にアクセントが付きます。 名詞になると語形が変わり「entireness」になりますが、アクセントは「en-tire-ness」の中の第2音節「tire」に付きます。

 

「entire」の意味は「全体の」

「entire」は「全体の、全部の」が基本的な意味ですが、他にも「無傷の、壊れていない、全て揃っている」などがあります。 つまり「物事が欠けること無く完全な様子」を言う時に使い、ビジネスシーンでも「全てが揃っている」といったニュアンスをはっきりと相手に伝えたい時に使います。

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「entire」のビジネス例文

例文

例文(画像:Unsplash

漠然と「全体」を表すよりも、より「完全」であったり「不足がない」と言ったニュアンスを伝えたい時に最適な「entire」ですが、ここではビジネスシーンでも耳にする可能性がある例文を用いて実際の使い方をご紹介します。 先述した意味を踏まえてどのように使えるかをご確認下さい。

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商談中

「entire time during〜」で「〜の時間ずっと」という意味で慣用表現として使えます。 ・Entire time during business talks, I kept taking minutes. (商談中ずっと議事録をとっていました。) 上記の例文の場合は商談の時間中「他のことはせずに一切休むこと無く」パソコンに向かって議事録を取り続けていたというニュアンスになります。

全面的な賛成

「the entire agreement」は「全面的な賛成、完全合意」という意味で契約文書によく登場します。 ・As a result of the consultation, we were able to receive an entire agreement from the client. (協議の結果、クライアントから完全合意を受けることが出来た。) 「完全合意」では契約書に書かれていること以外は、信頼できる者同士で口約束があったとしても一切契約内容とはみなされません。

 

「entire」の類義語

類義語

類義語(画像:Unsplash

「全部の、完全な」という意味から連想される通り、「entire」には「all」や「whole」などの類義語があります。 ここでは例文を交えて、「entire」の「無傷の、壊れていない、全て揃っている」といったニュアンスとの違いについても説明します。

all

「all」も「すべての、全部の」という意味の単語ですが、「特定の物すべて」というニュアンスで「欠けることなくすべて」というニュアンスはありません。 ・Please deliver all parts by Friday next week. (全ての部品を来週金曜日までに納品して下さい。) 例文の場合は発注した部品(=特定の物)全てという意味ですが、「entire」ほど「部品の個数や種類全てが揃っている」ということは意識されていません。