【ビジネス英語】「engage」の正しい使い方とビジネス例文をご紹介!

「engage」の読みと語源

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まずは「engage」の読み方について発音やアクセントの強さなど、「engage」を会話で使用するときに必要な知識の解説をします。正しい発音を知り、スピーキング、リスニング共に正確に理解できるようにしましょう。 あわせて「engage」の語源について解説も行います。まずは元となった言葉から理解しましょう。

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「engage」の読みは「エンゲージ」

「engage」は「エンゲージ」と読みます。音節は「エン」「ゲージ」の2つに分かれており第2音節の「ゲ」を一番強く読み「ジ」はあまりはっきり発音しません。 日本語で「エンゲージリング」と呼ぶ「婚約指輪」という言葉があります。この「エンゲージ」と英語の「engage」はアクセントや読み方が異なる為、注意しましょう。

 

「engage」の語源

語源はフランス語の「誓約する」を表す「engagier」という単語です。ここから「en」 「gage」の形に分かれました。 「en」は「in」と同じ「中に」、「gage」は「pledge」と同じ「誓い」「〜させる」の意味を持つことから「誓いの中に入れる」となりました。つまり単語の核の意味は「固い約束を結び〜させる」です。

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「engage」の意味とビジネスでの使い方

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続いて、「engage」が持つ「引きつける」「雇用する」という意味について解説します。今回は特にビジネスシーンで活用できるように、ビジネスでの場面を想定した例文を用いています。 「engage」には他に、「携わる」「忙しくする」や「ふさぐ」「交戦する」などの意味もあるため、それらも理解しておきましょう。

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引きつける

1つめは「引きつける」を意味する「engage」の例文を紹介します。 ・We should send information to engage the interest of consumers. (消費者の関心を引きつけるために、情報を発信しないといけない。) 「engage」の「引きつける」とは注意や関心、興味などに対して使用します。「惹きつける」という漢字の方がイメージしやすいかもしれません。「engage+人」で「人の興味を引き寄せる」となり、特にビジネスシーンで使用します。 ビジネスでは例文のように顧客の興味関心、見ている人の注意をひくことが重要なので、こうした表現が活用できます。

雇用する

2つめは「雇用する」を意味する「engage」の例文を紹介します。 ・Our company engaged many people as development assistant. (うちの会社は開発アシスタントとしてたくさんの人を雇ったよ。) 「雇用する」を表現する英単語は「engage」の他に一般的には「employ」やタクシーなどに対して使う「hire」などがあります。「engage」の「雇用する」は、きちんと契約をした雇用を指します。そのため、タクシーなど「一時的に仕事を頼む」というニュアンスでは使いません。 例文のように「engage + as」で「~として雇う」という表現をすることもできます。

 

「engage」の類義語

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最後に「engage」の類義語である単語を2つ紹介します。前述した通り「engage」は様々な意味を持つ英単語なのでいろいろな表現ができます。 今回は前の項目で解説した「引きつける」と「雇用する」の類義語について、ビジネスシーンで使える例文を用いて解説します。「engage」とのニュアンスの違いを理解しましょう。

attract

1つめの類義語は「attract」です。「引きつける」「魅惑する」という意味があります。 ・In order to attract women’s interest, we published this news. (女性の興味を引くために、この記事を載せました。) 「engage」のように「引きつける」の意味を持ちますが、「attract」の場合は「魅了する」という意味での「気を引く」です。「engage」は単に注意や関心を引くものですが、「attract」は磁力のように魅力で引きつけられるというニュアンスです。