「dispute」の意味や契約書での使われ方も解説します!

 

「dispute」の意味と語源

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dispute(画像:Unsplash

ビジネスの場でよく見かける「dispute」という言葉ですが、その意味は多岐にわたります。どういった意味を持っているのかを正しく理解しておきましょう。 また、その語源について知ることで理解を深めることも大切です。「dispute」の語源を知っておくと、意味を忘れることなく定着させることができるので、しっかりと覚えておいてください。

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「dispute」の意味は「異を唱える」「論争」

「dispute」には動詞と名詞、両方の意味があります。 動詞として挙げられるのが、「異を唱える」という意味です。ビジネスの場で使われるのであれば、会議で異論を唱える場合に使われることが想定されます。自分の意見を主張する時に使われると考えてください。 名詞として挙げられるのが、「論争」という意味です。これは、議論とも言い換えられます。お互いが自分たちの意見を述べ、舌戦を繰り広げるのが論争です。 「dispute」は、このように動詞としても名詞としても使われることがある便利な言葉なのです。

 

「dispute」の語源

「dispute」の語源は、「dis」と「pute」にあります。この2つに区切ることで、語源を考えることができるのです。 「dis」は2つの物が離れている状態を示しており、「pute」は「思考、考えている」という意味を持っています。 この2つの言葉を組み合わせると、「考えていることが離れている」となり、「議論」や「異を唱える」となるのです。異なる2つの考え方がぶつかっているというイメージが正しいでしょう。

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「dispute」の使い方

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dispute(画像:Unsplash

「dispute」は、ビジネスシーンでさまざまな使われ方をしています。使いこなせるようにしておくことで、いざという時にさっと口から出せるととても便利な言葉です。 ここでは、「dispute」の実践的な使い方について詳しくご紹介していきますので、ぜひビジネスに役立ててみてください。

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議論されている

「dispute」は「議論されている」という使われ方をします。 ・This problem is hotly disputed. (この問題は激しく議論されている) これは受動態の「be~disputed」とすることで、「議論されている」という意味を表しています。「議論している」という能動態の使い方だけではなく、「議論される」という受動態の表現方法もよく使われるので覚えておくと便利でしょう。 また、「hotly」のように合わせて副詞を使われることもあります。

議論の余地なく

「dispute」は「beyond dispute」という使われ方もします。 ・This fact is beyond dispute. (この事実は議論の余地がない。) これは「超える」という意味の言葉である「beyond」と組み合わせることで、「議論を超える」、つまり「議論の余地がない」という意味を表現しています。「議論することがないくらい明らかである」というイメージで使われると考えてください。 このように他の単語と合わせて熟語として使われることがあることも覚えておきましょう。

 

Dispute Resolution

「dispute」は英文の請求書においても頻繁に使われることがある言葉です。 英文の請求書においては「Dispute Resolution条項」が、紛争の予防線として結ばれます。「Dispute Resolution条項」よって、何らかのトラブルがあった際の解決方法をあらかじめ決めておくことができるのです。 通常はお互いが話し合うことによって和解することになりますが、まれに更なる問題に発展することもあるため、こういった条項を結んでおく必要があります。その場合に仲裁や訴訟といった措置を取ることを約束するためにあるのが「Dispute Resolution条項」です。

まとめ

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dispute(画像:Unsplash

「dispute」は使い勝手のいい言葉です。色々な場面で使うことができるため、意味や使い方を押さえておくと非常に便利でしょう。 英単語のボキャブラリーは豊富であればあるほど仕事の効率はよくなります。スムーズにビジネスを進めるためにも、意味と使い方を把握しておいてください。