ディーン&デルーカが破産を申請
1分でわかるニュースの要点
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ディーン&デルーカは3月31日、米破産法適用を申請
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経営悪化に加え、コロナショックが倒産の追い討ちに
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コロナショックによる飲食店の関連倒産が続く可能性
マジェスティックレゴンなどの運営元が倒産。アパレル業界の関連倒産は続くか?【新型コロナ】マジェスティックレゴンなどのウィメンズブランドを運営するシティーヒルは、今月16日に大阪地方裁判所へ民事再生法の適用を申請し受理されました。申請時点での債権者は250名、負債総額は約50億円といわれています。シティーヒルは大阪に本社を構え全国に店舗を増やし若者を中心に売り上げを伸ばしてきましたが、暖冬や新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が伸びず、3期連続の赤字経営に拍車をかけました。今回はコンロなショックで揺れるアパレル業界に切り込みます。
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新型コロナウイルスの関連倒産か
現在アメリカでは、首都ワシントンD.C.をはじめ、複数の州で外出禁止令が出されています。そうした状況下、経済活動は低迷しており、ディーン&デル―カもその煽りを受けました。 コロナの影響前に多額の負債を抱えていましたが、経済活動の低迷によって資金繰りが困難になり、倒産したと見られています。
負債額は約5億ドル
3月31日破産申告時点での負債額は、約5億ドル(約540億円)に上ります。 インターネット通販の台頭やディスカウントショップの業績拡大を受け、債務超過に陥っていました。2018年の3月決算では、営業損失が持続的であることを認めていることを公表しています。 そして、債権者が事業の継続性について警戒を強めていた最中の破産申請でした。
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経営の悪化が指摘されていたディーン&デルーカ
ディーン&デルーカはコロナショックの影響を受ける前から経営悪化が指摘されていました。 アマゾンをはじめとしたインターネット通販での食品販売が拡大したことを受け、2018年から同社は経営の悪化が顕著になり、資金繰りも困難になっていたようです。
神戸のクルーズ会社が倒産。新型コロナウイルスの影響で客足が遠のく。神戸市で観光クルーズ船を運航する「ルミナスクルーズ」は2日、神戸地方裁判所に民事再生法の適用を申請しました。大型の台風や地震などの自然災害による乗客の減少や、燃料費の高騰が影響し3期連続の赤字となりました。1月以降からは新型コロナウイルス感染の大の影響で、団体観光客が激減したことで経営が行き詰っていました。負債は約12億4,300万円で、今後は裁判所の管理下で再建を目指します。