「改めまして」の意味や使用方法を例文と合わせて紹介します

 

「改めまして」の意味は「再度、もう一度」

「改めまして」という言葉を知らない方はいないと思いますが、ではどのようなシチュエーションで使うのか?とかどのような意味があるのか?などを考えて使う事はあまりないと思います。 「改めまして」の意味は「再度」とか「もう一度」という意味があります。 今回は「改めまして」という言葉の意味を例文を交えて解説していきます。 また、類義語や英語での表現なども併せて解説していきます。 それでは早速見ていきましょう。

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「改めまして」の正しい使い方と例文3つ

「改めまして」という言葉に「再度」とか「もう一度」という意味があることを解説しました。 ここからはまず「改めまして」という言葉の正しい使い方や具体的なシチュエーション別の例文を用いて解説をしていきます。

 

「改めまして」の正しい使い方

「改めまして」は「改めて」という言葉の丁寧語です。 ビジネスシーンなどでも「改めて」でも失礼にはあたりませんが、「改めまして」を使うとより丁寧な印象となります。 この後で詳しく解説していきますが「改めまして」という言葉はどちらかというと手紙やメールよりも演説やスピーチ、司会進行などで使われる事が多いです。 では次からはシチュエーション別に実際の例文を交えて解説していきます。

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「改めまして」の例文 スピーチ

・改めまして、ご結婚おめでとうございます。 この例文は結婚式の来賓の方のスピーチや司会者の方が使われるシチュエーションですよね。 来賓の方のスピーチであればスピーチの締めでもう一度祝辞を述べるために使われる事が多いです。来賓の方のスピーチだと途中は少しくだけたスピーチが多いので最後に「改めまして○○くん、○○さんご結婚おめでとうございます」と使います。 この場合は来賓の方は恐らく新郎新婦の上司ですが「改めて」より「改めまして」を使うほうが新郎新婦の親御さんに対しての礼を尽くすことにもなりますので良いかと思います。 結婚式の司会の方も「改めて」でも失礼ではありませんが、「改めまして」のほうがより丁寧な印象を与えますよね。

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「改めまして」の例文 メールや手紙

・「この度の不手際につきましてはわたくしの上司へ報告し、改めまして謝罪と対応策についてご説明の機会を頂戴したく」 いきなり重たい例文ですね。手紙やメールで「改めまして」という言葉を使う事はあまりありません。 どちらかというと改めましてが口語文=話し言葉なので文章にすると少し硬い印象を受けますね。 ただ、この例文のように何か不手際があり謝罪に行く必要があるなど非常に繊細な状況の時には丁寧な言い回しとしてメールや手紙で使用しても違和感はないと思います。 ビジネスシーンでここまで繊細な状態にならないように気を付けたいものですね。

「改めまして」の正しい使い方 ビジネスシーン

「改めまして」の言葉のビジネスシーンにおける使い方としては以下のような例文をご紹介します。 ・「先日はお忙しい中お時間を頂きありがとうございました。ご紹介させていただいた商品のデモは日を改めまして実施させていただけますと幸いです」 こちらの例文は取引先の方に少し前に時間を取ってもらい自社の製品を紹介して興味を持っていただいた、などのシチュエーションです。 この例文は口語文、いわゆる「話し言葉」ですので文章にすると少し硬い印象があるかもしれません。 実際この例文は電話で話をしている事を想定しています。電話は普段よりも少し丁寧過ぎるくらいのほうが良い印象を与えます。 もし同じ内容をメールで打つ時などは「改めまして」ではなく「改めて」のほうが読みやすい文章になります。

 

「改めまして」は「改めて」の正しい敬語

冒頭で「改めまして」という言葉は「改めて」の丁寧語です。と解説しましたが、丁寧語は敬語の中に含まれますので「改めまして」という言葉は「改めて」の敬語表現です。という事が言えます。 前出の例文でも解説した通り、文章で書くと少し硬い印象を持たれてしまいますのでメールなどでは「改めて」のほうが良いかも知れません。目上の取引先の方などでも失礼と取る方はほぼいないでしょう。 ただ、電話での営業、お礼や謝辞などでは「改めまして」を使うほうが良い印象を与えることができます。

「改めまして」の類語と英語表記

ここまで「改めまして」の正しい使い方を例文を交えて解説をしてきました。 次にご紹介するのは「改めまして」と同じ意味を持つ類語や英語表現について解説をしていきます。