「amount」を用いたビジネスで使える例文を徹底解説!

「amount」の意味は「量」

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「amount」は「アマウント」と読む英単語で、意味は名詞で「量」です。「amount」が表す「量」は主にはお金や時間ですが、場合によっては「金額」「総額」「価値」という意味としても使われます。 動詞としての「~に達する」「のぼる」「等しい」という意味もありますが、動詞として「amount」を使う場合も「金額が~に達する」「総額が~にのぼる」などやはりお金について使われることが多い言葉です。

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「amount」の使い方

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「amount」はビジネスシーンでも多く使われる言葉です。お金や時間などビジネスに直結する内容の会話で用いることができるため、使い方を知っておくと便利です。 以下では特にビジネスシーンで使われることが多い「amount of」「amount to」について説明します。 また「amount」に使う形容詞についても解説します。

 

amount of

「amount of」とは「~な量」という意味で、ビジネスシーンでは「money」や「time」などと一緒に使われます。 ・No amount of money will make me agree to this. (いくらたくさんの金をくれると言われても、これに賛成することはできない) ・I have any amount of time to spend on my job. (仕事に費やす時間はいくらでもある) いずれの例文も名詞的用法である「~な量」という意味で「amount」が使われています。それぞれお金と時間の量を「amount of」で表していることを押えておきましょう。

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amount to

「amount to」とは「~に等しい」という意味です。 ・Your warning amounts to a threat. (あなたの忠告は脅迫に等しい) 「amount」の動詞「のぼる」という意味では「What does it amount to?」(総額はいくらにのぼるのか)」などお金について使われますが、例文のように「~に等しい」という意味でお金に関係しない場面でも多く用いられます。 「~に等しい」という表現は「~と同じだ」「~のようなものだ」などと解釈することもできます。

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形容詞に「big」「little」は用いない

「amount」を修飾する形容詞にbigやlittleは使いません。large・smallなどを使います。 ・I got a large amount of gold. (私は大量の金を手に入れた) 「amount」を使って量を表す場合は、それがどれくらいの量かということを形容詞で表します。「a large amount」「an enormous amount」「a huge amount」は「大量」、「a small amount」は「少量」、「an equal amount」は「同じくらいの量」です。

「amount」の慣用句

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「amount」はビジネスの会話で多く使われる「お金」に関する言葉なので、使う頻度の高い慣用句を知っておきましょう。 以下ではビジネスシーンで欠かせない「amount due」と「amount to the same thing」について例文と一緒に解説します。

 

amount due

「amount due」とは「未払い金」「支払うべき金額」という意味の慣用句です。 ・I send the amount due with a bank check to the client. (未払い金を銀行小切手で取引先へ送った) 「due」には「(負債などが)当然支払われるべき」という形容詞としての意味があります。この「due」の意味と「amount」を合わせて「当然支払われるべき(お金の)量」となり、これを「支払うべき金額」「未払い金」と解釈します。

amount to the same thing

「amount to the same thing」とは「結果として同じことになる」という意味です。 ・You can pay in cash or by check; it amounts to the same thing. (現金でも小切手でもいいですよ, 結局同じことですから) 「amount to」の意味には「結果として~なる」も含まれます。この意味を「same thing(同じこと)」と併せて使うことで「結果として同じことになる」、自然な日本語にすると「結局同じことだから」となるのです。