「agree」の意味やよく使う表現を解説!

 

「agree」の発音と意味

agree

agree(画像:Unsplash

日本人同士のビジネスシーンでも頻繁に使用される「agree」も、正しい意味や使い方を間違えてしまえば恥ずかしい思いをしてしまいます。 ここではビジネス英単語の基礎中の基礎とも言える「agree」の発音や意味を説明します。使い方を間違えないためにも改めて正しい意味を確認しておきましょう。

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「agree」の発音は「アグリー」

「agree(əgríː)」は「アグリー」と読み、音節は「a-gree」と2つに分かれ、アクセントは第二音節の「gree」につきます。 また語形は過去形・過去分詞形の時は「agreed」となり、現在分詞の場合は「agreeing」となります。それぞれの発音は「アグリードゥ」「アグリーイング」となります。ビジネス英語では頻繁に使われる単語なので発音も間違えないようにしておきましょう。

 

「agree」の意味は「賛成する」

「agree」の意味は「賛成する」で、ニュアンスはただ賛同すると言うよりは「快く受け入れる」という感じです。フランクに相手の意見に賛成する時に使います。そのため日本語で改まった場で言う「同意致します」といったニュアンス伝えたい時には「agree」は使いません。 「agree」の2つの音節はそれぞれ「 a(その方向へ)」「gree(喜ぶ)」という意味があり、ここからも相手の意見に「賛同する」という意味がイメージできると思います。

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「agree」の正しい使い方

正しい使い方

正しい使い方(画像:Unsplash

ここからは具体的な「agree」の使い方について説明します。 「agree with」「agree to」「agree on」の用法を紹介します。後ろに付く前置詞によって、同じ「同意」でも何に対して同意しているのか意味が変わりますので、正しく使えるように理解を深めておきましょう。

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「agree with」は人に対して使う

「agree with〜」は人に対して賛成する場合に使います。「〜」の部分には「人」や「人の意見」が来ます。 ・I agree with you on the next year’s business strategy. (来期の経営戦略について、あなたに賛成です。) 例文の場合は「agree with」の次に来ている「you(の意見)」に賛成するという意味です。例文では来期の戦略会議の最後に、複数提案された経営戦略の中で1つの案に賛成している場面が想定されています。 「agree with」は最も頻繁に使う表現で、人の意見に快く賛成する時にはいつでも使えます。

「agree to」は相手の意見に対して使う

「agree to〜」は相手の意見に同意する場合に使います。「〜」の部分には議論をしている相手からの提案などが入ります。 ・I agree to your proposal. (御社の提案に賛成です。) 例文は「agree to」のあとに来る「your proposal」に同意しているという意味です。「agree to」は人からの意見に「同意する」「受け入れる」といったニュアンスなので、例文でも「〜」の部分に相手からの提案(proposal)が来ていることを確認して下さい。 次の見出しの「agree on」は「双方で取り決めた意見」への合意となるので、違いを理解しておきましょう。

 

「agree on」は双方の意見に対して使う

「agree on〜」は双方の意見に使い、「〜」の部分には当事者間の取り決めなどが入ります。 ・I agree on the new terms and conditions that I decided on the other day. (先日打ち合わせで決めた新しい契約条件に合意します。) 例文は「agree on」のあとの「new terms」に合意しています。「agree on」のあとに「当事者間で決めた新しい契約条件(new terms)」が来ていることを確認して下さい。 「agree to」は「相手からの意見」への合意だったので、ニュアンスが違うことを理解しておきましょう。

「agree」でよく使うフレーズ

頻出フレーズ

頻出フレーズ(画像:Unsplash

前の見出しでは「agree」の最も基本的な使い分けをご紹介しましたが、ここからは慣用表現とも言えるくらい頻繁に使われる定型表現を紹介します。 「I agree」と「totally agree」はビジネス英会話では頻繁に登場しますので、ぜひここで意味を理解して実践で使えるようにしましょう。