ワーカホリックの意味とは?特徴から診断、治し方まで丁寧に解説します。

 

ワーカホリックの意味とは?

ワーカホリックとは、中毒のように仕事にのめりこみ、とりこになること。 生活の大半が仕事で占めており、仕事中毒であること。 ひとたび外国に出てみると、日本人が勤勉で働きすぎだということがよくわかります。 外国では仕事中、昼休み以外の時間に昼寝をとる人がいたり、 出勤時間もまちまちで、 成果報酬制とはいえ働く時間が極端に少なかったりもします。 働き方改革が叫ばれる中でも、 外国人から見た日本人は、まだまだ働きすぎであると言えます。 男性の場合は、仕事以外の場所での自分の居場所や生き甲斐を見つけにくい場合や、仕事に没頭することで認められていると実感することも多いです。 また、女性の場合は、そんな男性たちと対等に働くようになり、日本社会では男尊女卑の名残で男性に劣らない様必死で仕事に取り組んだ結果、ワーカホリックになり体調をくずしてしまったということが起きています。

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ワーカホリックを英語で書くと?

ワーカホリックという言葉は、1972年に出版されたアメリカの作家:ウェイン・オーツの著書「ワーカホリック 働き中毒患者の告白」という作品のタイトルで使われたことが始まりと言われています。 英語で書くと workaholic 語源は、 work(仕事)とalcoholic(アルコール中毒)を掛け合わせて出来た造語です。 残業の多い人や、長時間労働で社会問題にもなりました。

 

ワーカホリックな人の特徴とは?

ワーカホリックな人の特徴を3つお伝えします。 ワーカホリックな人には以下の3つの特徴があります。 ・仕事を切り上げるタイミングが分からない ・自由な時間があると仕事をしてしまう ・仕事を理由に友人からの誘いを断ってしまう それではそれぞれ見て行きましょう!

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仕事を切り上げるタイミングが分からない

作業効率よりも、作業量や作業時間を重視してしまう人です。 周囲が残業をせず帰宅をしても、自分は職場に残り仕事を続けてしまう人。 時間管理と見切り、作業のスケジュールをあらかじめ立てるスキルを磨く必要があります。

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自由な時間があると仕事をしてしまう

頭では休みだと理解していても、休み明けの仕事の準備を家でしてしまうような人です。 職場が休日の日も、家で仕事をしてしまい、仕事とプライベートの切り替えが上手に出来ない人。 割りきることを少しずつ実践し、業務時間内に作業ができるものについては職場で仕事をするようにコントロールをすることが大切です。

仕事を理由に友人からの誘いを断ってしまう

せっかくのお誘いも、 仕事が理由であれば断っても大丈夫だと思っている人。 人間関係は1日にしてならず。1度断ってしまうと誘いも遠のき、誘われなくなってしまうので益々仕事のみの人生になっていってしまいます。 仕事以外の仲間との関係を大切にすることでリフレッシュが出来仕事の効率も上がります 。 時間や量よりも、効率を一度重視してみてください。目指すは、短い時間で集中して仕事をする仕事人ということです。

 

ワーカホリックは迷惑?

ワーカホリックは仕事に中毒的にのめり込んでしまう人のことを指しますが、ワーカホリックな人の周囲に迷惑がかかっているということにお気づきでしょうか。 一度意識して周囲と自分との関係を見つめ直してみてください。 迷惑がかかる対象 職場の仲間 取引先 家族 友人 まず、職場の仲間ですが、ワーカホリックな人と一緒に働いていると、職場の仲間にプレッシャーを与えてしまったり、比較してしまうことで窮屈に感じてしまう人も出てきます。 仕事の効率を無視して時間外労働を続けると、規則が守られていないという面でも職場に迷惑がかかっています。 自分の働き方と周囲のペースとのバランスも今一度見直す必要があります。 取引先に関して、就業時間外でのやりとりをOKしてしまうと、相手先にも長時間のやりとりを拘束していることになります。 営業等で客先に熱心さは伝わりますが、それが日常化してしまうと、相手の時間も奪ってしまっているということに配慮する必要があります。 家族への配慮を忘れてはいませんか。子どもとの時間はとれているでしょうか。 仕事に打ち込みすぎている人と一緒に住んでいる家族は、家族での予定にあなたを入れてくれなくなってしまいます。 子どもにとっては、親との時間を十分に過ごせず寂しい気持ちを抱えながら育ってしまう可能性があります。 働いていることを口実にして横柄な態度を家庭内でとっているのも家族にとっては迷惑なことです。 家族はあなたと一緒に住むひとつの社会であり社会のいちばん身近でいちばん小さな集団であるのですから、その家族とのコミュニケーションや団欒時間をおろそかにしないようにしましょう。 友人からの誘いに一度OKをしたものの、後で仕事が入り、もしくは仕事の疲れで体調を崩すなどをして出向くのを断ったことはありませんか? 仕事以外の趣味の話題で盛り上がる友人に対して威圧的に接していたりしませんか? 仕事と関係のない友人との時間は仕事以外の話も交えて楽しく過ごせるといいですよね。

ワーカホリック診断!当てはまる人は危険!

ワーカホリック診断! ワーカホリックに当てはまる項目を10個! あなたはいくつ当てはまりますか? 仕事で私生活が犠牲にされたことがある。 仕事をしていない時間も仕事のことを考えてしまう。 仕事時間中も定められている時間めいっぱいの休憩をとらない。 プライベートで遊びの趣味がない。 家族の予定よりも仕事をしている方が落ちつく。 眠る前も仕事のことを考えて、睡眠時間が少なくなる。 仕事をしながら食事をする。 職場の人以外の友人が思い当たらない。 会社での評判が良い。(会社での居心地が良い。) 頭痛やめまいがする。 5つ以上当てはまる人は、ワーカホリックに足を踏み入れています。 仕事の取り組み方とプライベートのバランスを再度見直す必要があります。