「term」の意味
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「term」はよく耳にする英単語ではありますが、意味を知っている人は多くありません。英語上級者でも具体的な意味を知らないことがある「term」ですが、知っておくと海外生活やビジネスで役に立つ単語です。 ここでは「term」が持つさまざまな意味について説明します。
言葉
「term」には「言葉」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・Please use technical terms, because I cannot understand them. （理解できないので、専門用語は使わないでください。） 「technical（専門的）」+「term（言葉）」で「technical term（専門用語）」となるように、「term」の前に英語を付けることで「～用語」と言い表すことができるのです。
学期
「term」には「学期」という意味もあります。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・The freshmen enter the college in a spring term. （春学期に1年生たちが大学に入学する。） 「spring（春）」+「term（学期）」で「spring term（春学期）」となるように、「term」の前に英語を付けることで「～学期」と言い表すことができます。また前置詞の「in」を付けることで「～学期に」という意味になるので、合わせて覚えましょう。
任期
「term」には「任期」という意味もあります。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・The President’s first term of office is continuous of struggle. （大統領の最初の任期は苦難の連続だった。） 「term of office」で「任期」「在任期間」という意味になります。「term」だけでも「任期」を意味しますが、この表現もビジネスの場面では頻繁に用いられるので併せて覚えておきましょう。
条件
「term」には「条件」という意味もあります。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・He violated the terms and conditions of a contract on purpose. （彼は意図的に契約条件を破った。） 「terms and conditions」で「条件」という意味になります。「term」だけでも「条件」を意味しますが、この表現もビジネスの場面では頻繁に用いられるので併せて覚えておきましょう。
「term」の語源
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「term」の由来はラテン語の「terminus」です。「terminus」の意味は「終結」です。 このもともとの「終結」という意味が転じて「term（期間）」として使われるようになりました。なぜなら「期間」には当然「終結」があるからです。 ちなみに「term」と同じラテン語が由来となるものとして他にも「terminal（終点）」が挙げられます。
「term」の慣用句
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「term」に単語を付け足すことで、慣用句としてさまざまな意味を持つようになります。 ここではよく用いられる「term」の慣用句の意味や使い方について説明します。知っておくとビジネスのさまざまな場面で役に立ち、表現の幅もとても広がるので覚えておきましょう。
in term of
「in term of」には「～の観点から見ると」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・In terms of economics, the Japanese economy is poor. （経済学の観点から見ると、日本の景気は芳しくない。） ここで使われる「term」は「条件」という意味です。「in term of」で「～の条件では」という意味になり、その言い換えとして「～の観点から見ると」になります。
come to terms
「come to terms with」には「～を受け入れる」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・She never came to terms with her father’s death. （彼女は父親の死を認めようとはしなかった。） ここで使われる「term」は「期間」という意味です。「come to terms with」で「～の期間に至る」という意味になり、それが転じて「～を受け入れる」「～を認める」という意味になります。
in the long term
「in the long term」には「長期的に見れば」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・This trouble does good for you in the long term. （このトラブルも長期的に見れば、あなたのためになる。） ここで使われる「term」は「期間」という意味になります。事業計画の策定や売上の予測など、物事を長期的に見る必要がある場面では必ず使われる慣用句なので、しっかり覚えておきましょう。
「term」の熟語
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「term」に単語を付け足すことで、慣用句だけでなく熟語としてもさまざまな使い方ができるようになります。 ここではよく用いられる「term」の熟語の意味や使い方について説明します。学習しておけば表現の幅がさらに広がるのでしっかりと覚えましょう。
term paper
「term paper」には「期末レポート」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・Do you remember that the term paper is due tomorrow？ （期末レポートの提出期限は明日であることは覚えていますか？） ここで使われる「term」は「期間」という意味になります。学業関係だけでなく、ビジネスでも四半期の成果をまとめたレポートを提出する際などに使われる熟語なので、しっかり覚えておきましょう。
term sheet
「term sheet」には「契約概要書」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・You should not put a signature on this term sheet. （この契約概要書に署名を入れるべきではない。） ここで使われる「term」は「条件」という意味になります。「term sheet」は海外での契約交渉の場面で頻繁に使われる用語です。海外のビジネスパートナーと取引を行う場合は必ず覚えておきましょう。
payment term
「payment term」には「支払い条件」という意味があります。主に以下の例文のような形で用いられています。 ・Is the payment term of this product prepayment？ （この製品の支払い条件は前払いですか？） ここで使われる「term」は「条件」という意味になります。しかし「payment term」は「支払い期間」という意味で使われることもあるので、話の文脈からどの意味で用いているのか判断する必要があります。
まとめ
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「term」は「期間」「条件」などの意味があり、知っているとさまざまなビジネスシーンで役に立つ単語です。 「in term of」や「term paper」などの慣用句や熟語とともに使い方を覚え、自分の言いたいことを正確に相手に伝えるために、「term」を積極的に活用するようにしましょう。
