資料の英語での表し方を徹底解説します!

 

資料を意味する英語は2種類

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ひとくちに「資料」といっても、文書としての「資料」、題材としての「資料」など違いがあり、英語で「資料」を表現する単語はたくさんあります。 まず、それぞれの意味とニュアンスの違いを解説します。「資料」の使い分けを学び、会議などのビジネスシーンで戸惑わないようにすることが大切です。

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文書の「資料」の英語は「document・handoutなど」

一般的な文書の「資料」を指す英語は、「document」「handout」です。「document」は写真に対しても使うことができ、汎用性のある表現です。「handout」は特に配布資料に対して使います。実験データを表すときは「data」を用います。 他に「資料」の類語として、「報告書」なら「report」、「議事録」なら「minutes」、「パンフレット」なら「brochure」で表現します。 「print」は単体で用いても「資料」という意味にはならないため、注意が必要です。「printed matter」で「印刷物」という意味になります。

 

情報や題材を意味する「資料」の英語は「information・materialなど」

情報や題材を意味する「資料」を指す英語は、「information」「material」です。「information」は調査などによって収集した情報の一部を抜粋したりまとめたりした「資料」を指します。「material」は何かを作成するベースになる材料としての「資料」のことをいいます。 「reading material」と熟語で使えば、「読み物」という意味になります。 また、図書館にあるオリジナルな情報を有する一次資料を「primary source」と表現します。「source」には「出典・情報源」といった意味があります。

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様々な「資料」の英語表現

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日本語の「資料」がつく単語は数えきれないほどあります。それぞれに対応する英語の表現を学ぶことで、日本語の文章を英語に翻訳したり、ネイティブとスムーズに仕事を進めていくことができます。 他の単語と組み合わせて使う「資料」の英語表現を解説します。

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資料作成の英語

「資料作成」の英語の例文は下記の通りです。 ・He will draw up documents tomorrow. (彼は明日の資料作成をする。) 「document」を用いて「資料作成」を表現する場合、「draw up」「create」「produce」「draft」を用います。「material」を用いて「資料作成」を表現する場合、「make」「prepare」を用います。

資料請求の英語

「資料請求」の例文は下記の通りです。 ・I sent to a company request for documents. (私は会社に資料請求をした。) 「資料請求」は「request for」の後に「document」「material」「brochure」などの「資料」を表す単語を置いて表現します。また「document request」のフレーズで資料請求を表すこともできます。

 

会議資料の英語

「会議資料」の例文は下記の通りです。 ・Please open your meeting’s materials to page 21. (手元の会議資料の21ページを開いてください。) 「会議資料」は他に「conference materials」「material used in the meeting」といったフレーズで表現することもできます。

発表資料の英語

「発表資料」の例文は下記の通りです。 ・She always makes a briefing paper. (いつも彼女が発表資料を作成する。) 「briefing」は簡潔な報告を表すことから、「発表資料」という意味で用いられます。他に「発表」という単語「announcement」で、「発表資料」を「announcement document」と表現することもできます。