「required」の使い方を解説!例文も紹介します

「required」の読み方と意味

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「required」は英語をビジネスで使うことがある人にとってはよく目にする単語で、海外旅行などでビザの申請をしたりする時にも「required」は頻出します。今後、英語を使う機会が増えてくることを踏まえると「required」は知っておきたい単語です。 まずは、「required」の読み方と意味から確認しましょう。

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「required」の読み方は「リクアイアード」

「required」は「リクアイアード」と読みます。アクセントは最初の「ア」に置きます。 また、最後の「ド」の音は有声音として発音します。有声音は喉の震えを利用して発音する音のことで、「ド」の発音が正しくできていると喉が震えます。喉に手を当てて確認してみましょう。 実際にネイティブの発音を聞き、繰り返し真似することが発音上達への道です。

 

「required」の意味は「必須の」

「required」は「必須の」「必修の」「必要な」という意味です。「required」の原形は動詞の「require」で、「必要とする」「要求する」を意味します。この過去分詞形の「required」が、形容詞としても使われるようになりました。 「必修科目」を「required subject」と言います。知っておくと教育の話をする時に役立つ熟語なので、覚えておきましょう。

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「required」のビジネス例文

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ビジネスの場面では必須事項のやりとりをよくするため、「required」が頻出します。「required」をビジネスでどのような使い方をするのかということを具体的なシーンと例文を挙げて説明します。 後ほど解説する「資格要件」の場面では必ずと言っていいほど「required」が登場するので、ぜひ押さえておいてください。

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本を勧める

本を勧めたい時に「required」を使います。 ・The book is required reading for business people. (その本はビジネスマンの必読書である。) ・Required reading: The books that students read in 50 countries around the world. (必読書:世界中の50カ国の学生に読まれている本) 「required reading」で「必読書」という熟語です。2つ目の例文は、ピリオドなしでメールやレポートの見出しとして使うこともできます。

所要時間を事前に伝える

所要時間を事前に伝える時にも「required」が役に立ちます。 ・Could you please tell me the required time and fare of my flight? (私のフライトの所要時間と料金を教えていただけますか。) ・Compression can reduce the amount of time required to transfer data. (データを送る時は、圧縮することで所要時間を短縮できる。) 「required time」「time required」で「所要時間」という熟語で、どちらも同じ様に使われます。

 

資格要件

資格要件に関する記述には「required」が必ずと言っていいほど登場します。 ・TOEFL scores are required of all overseas applicants. (海外からの申込者は全員TOEFLの得点が必要だ。) ・Required: 5 years of experience in engineering, English, Chinese. (必須条件:エンジニアとしての5年の実務経験、英語、中国語) 海外の求人では「required」が「必須条件」として記載されます。求人を探す時は「required」の項目を見て、資格要件が自分に合っているか確認することが大切です。

「required」と「necessary」の違いは必須かどうか

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「必要な」「必須の」という訳は「necessary」にも当てられますが、「required」とは厳密には違いがあります。「required」は「法律など公的な規則によって、必要だと定められているもの」というニュアンスですが、「necessary」は「それがないと望んでいる結果を得られない」という意味が含まれています。 ・The guide is required to visit there. (そこを訪ねるにはガイドが必要だ。) ・The guide is necessary to visit there. (そこを訪ねるにはガイドが必要だ。) 1つ目の例文は「ガイドをつけることがルールだ」という意味で、2つ目は「ガイドなしではたどり着けない」という意味です。「required」が「規定により必須」なことに対し、「necessary」は「ないと困る」ということを示しています。