内容の英語の様々な表現方法を解説します!

「内容」の英語は4種類存在する

(画像:Unsplash

今回は「内容」という意味を持つ英単語について紹介し、後半ではさまざまな「内容」の英語表現を例文付きで解説します。 今回紹介する「内容」の意味を持つ英単語は「content」「detail」「ingredient」「context」の4つです。日常会話で使いやすいものからニュアンスの違いなども説明していきます。

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一般的な「内容」はcontent

一般的に「内容」という表現をする時に使用されるのは「content」です。「content」は主に「中身」「内容物」「目次」などの意味で使われ、「ケンテン(ト)」と読みます。「テ」を一番強く発音します。 ・The most important is content of the presentation. (最も重要なのはプレゼンの内容だ。) 例文は「content」を名詞で使っています。「内容」の他に名詞で「満足」という意味も持つ為、「満足して」という形容詞や「満足させる」という動詞で使う場合もあります。

 

より細かい「内容」はdetail

「detail」は主に「細部」「些細なこと」という意味で使われ、「ディテイル」と読み「ディ」を一番強く発音します。日本語で細かい部分のことを「ディテール」と表現しますが、発音が異なる為注意が必要です。 ・We examined the new project down to great detail at the meeting. (私たちは新しいプロジェクトについて会議で極めて詳細に検討した。) 「content」は全体に対しての「内容」全般を指しましたが、「detail」は例文の「詳細」のようにさらに細かい「内容」という意味で使用します。

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食べ物の「内容」はingredient

「ingredient」は主に「成分」「原料」「(料理などの)材料」や「因子」という意味で使われ、「イングリディエント」と読み「リ」を一番強く発音します。品詞は名詞のみです。 ・We improved ingredients of a pancake to save sales. (私たち売上のためにパンケーキの成分を改善しました。) 「ingredient」は例文のように食料品や料理などの「内容」、つまり「成分」や「材料」という意味で主に使用できます。他には「構成要素」「要因」などの意味もあります。

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文章の「内容」はcontext

「context」は主に「文脈」、(文章の)「前後関係」「状況」という意味で使われ、「カンテクスト」と読み「カ」を一番強く発音します。これも品詞は名詞のみです。IT業界でも同じような意味で「コンテキスト」と表現することがあります。 ・His statement in the presentation was out of context. (彼のプレゼンは支離滅裂だった。) 例文のように「out of context」を直訳すると「前後関係の外に」の為、「前後関係を無視している」と訳し「支離滅裂」という表現にすることができます。これはよく使う表現です。

様々な「内容」の英語表現

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前半の「内容」という4つの英単語の意味や違いを理解した上で、後半はさまざまな「内容」の英語表現を解説します。 紹介するのは9つの表現で、主にビジネスシーンで頻出するものと、最後に少し日常生活でも使用しやすい表現を紹介します。基本的には「content」を使えば問題ないことが多いですが、それ以外の表現も紹介します。

 

仕事内容の英語

「仕事内容」は文脈によりますが基本的には「content」か「detail」で表現できます。 ・I want to remember details of the work more quickly! (仕事内容を少しでも早く覚えたいんです!) 例文はまだ仕事ができない新人が、早く仕事内容を覚えたいという状況です。大体の仕事内容は知っていても実践する程の詳細はわからない為、より細かい内容を指す「detail」を使用しています。

内容確認の英語

「内容確認」は「確認」を意味する単語との組合せがポイントです。 ・You must check the contents ! (必ず内容を確認して!) 「確認」は正しいことを確かめる「confirm」、進行中でも一度止めて確かめる「check」、真実であることを証明する「verify」などがあります。前半に解説した「内容」を表す単語と組合せ、どのような「確認」が必要か文脈やニュアンスに合わせて表現しましょう。