面目躍如(めんもくやくじょ)の意味や使い方を紹介!名誉挽回との違いも解説!

面目躍如(めんもくやくじょ)の意味

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「面目躍如」は「めんもくやくじょ」または「めんぼくやくじょ」と読みます。「面目」の部分は「面目が立たない(めんもくがたたない)」などの「めんもく」でも、「面目ない(めんぼくない)」などの「めんぼく」でも問題ありません。 しかし「躍如」については、この場合「やくじょ」という読み方しかしません。「如」には「にょ」という読み方もありますが、「面目躍如」については「じょ」という発音だけです。

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面目躍如の意味は「その人の名誉を高めるさま」

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「面目躍如」とは、その人が「世間の期待通りの活躍をしている」という意味の四字熟語です。周囲が「きっと活躍してくれるだろう」と期待していて、本人がその期待に応えている様子を「面目躍如」という言葉で表します。 世間や周囲が、その人にかけている期待を裏切らずに活躍することから「面目躍如」は「その人の名誉を高めるさま」というニュアンスも持っています。 なお、この「面目躍如」は世間や周囲が「期待している」ということが前提で使われる言葉です。期待をしていなかった人の活躍には使うことができません。

 

面目躍如の使い方や例文

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「面目躍如」は名詞として体言止めで使うこともできますが、日常では「たる」「果たす」などの言葉と組み合わせて使うことが多い言葉です。 以下では知っておくと便利な「面目躍如たる」「面目躍如を果たす」の使い方を例文と一緒にご紹介します。

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例①面目躍如たる

「面目躍如たる」は、改まった挨拶や誰かを激励したり賞賛したりする場面で使われることが多い言葉です。「面目躍如たる」の「たる」には、直前に来る言葉を強調する意味があります。 ・彼女の面目躍如たる活躍に、クライアントも大変満足されています。 「面目躍如たる活躍」とすることで、その人がただ期待通り活躍をしたというだけでなく、「面目躍如という言葉に相応しい活躍をした」ということを、「たる」を使って強調しています。