前澤友作氏がユナイテッドアローズとアダストリアの株を取得
1分でわかるニュースの要点
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前澤氏がユナイテッドアローズとアダストリア株を取得
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ZOZOでの経験をもとに助言や提案を行う可能性
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両企業の株価が高騰するなどすでに市場では効果が期待
ZOZOの創業者である前澤友作氏がユナイテッドアローズとアダストリアの株式を約75億円で取得し、両企業の大株主となりました。今後は両企業に対して前澤氏の助言や提案が行われることが予想されており、両企業の株価が高騰するなどすでにその効果についても期待されています。
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総額約75億円で2社の株式を取得
ZOZOTOWNの創業者・前澤友作氏がユナイテッドアローズとアダストリアの株式を約75億円で取得していることが両企業が提出した大量保有報告書から判明しました。 この株式の取得により前澤氏はユナイテッドアローズ株の7.9%、アダストリア株の5.6%を保有することとなり、両企業において第二位の大株主となりました。 両企業ともZOZOTOWNに出店しており、ZOZOTOWN内でも売上上位を占める重要な取引先であることから、この2社の取得に至ったものと考えられています。
あくまで友好的な支援とした株式取得
ユナイテッドアローズの広報担当者によれば、前澤氏からは「お世話になったため純投資がしたい」との連絡があったのみで、それ以上のことは聞いていないとされています。 前澤氏は現在でもZOZOの第二位の大株主でもあるため、ZOZOとの提携を含めた提案やZOZOの創業・運営によって得たノウハウをもとに助言を両企業に対して行っていくものとみられています。
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コロナ禍で苦境に立たされるアパレル業界
アパレル業界は新型コロナウイルスの影響によって苦境に立たされている業界の一つであります。すでに多くのアパレルが倒産や撤退を決定しており、生き残りをかけて新たな経営方針を模索する必要に迫られています。