悼む(いたむ)の意味や類義語との違いなどわかりやすく解説!

 

悼むとは

悼む

悼む(画像:Unsplash

病気・寿命・災害など様々な原因で人が命を落とすことがあり、そうした場面で「悼む」という言葉が使われますが、この「悼む」という言葉の意味を正しく理解できているでしょうか。 この言葉は人が悲しさを感じていることがほとんどなので、間違った使い方をしないようにこの見出しで正しい意味を理解しておきましょう。

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悼むの読み方は「いたむ」

「悼む」は訓読みでは「いたむ」、音読みでは「トウ」と読みます。1度は見たり聞いたことのある漢字だと思うので、読み間違うことはほとんどないと思います。 音読みの場合は、「哀悼(あいとう:人の死を悲しむこと)」「悼辞(とうじ:死を悲しんで述べる言葉)」「悼詞(とうじ:死を悲しんで述べる言葉)」などの熟語で使われます。読み方は難しくないのでしっかりと覚えておきましょう。

 

悼むの意味は「人の死を悲しむこと」

「悼む」は「人の死を悲しむこと」という意味で、家族・友人・同僚・上司・部下など、相手を問わず人が亡くなったことへの悲しみを表現する時に使う言葉です。 同音異義語に「痛む」や「傷む」などがありますが、これらは「痛む(物理的な傷害をおって痛みを感じること)」や「傷む(ものが傷ついたり腐ったりすること)」なので、使われる場面や意味が全く異なります。

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悼むの英語表現は「mourn・lament」

悼むの英語表現

悼むの英語表現(画像:Unsplash

「悼む」の英語表現は「mourn・lament」となります。それぞれ意味は「mourn(嘆く・哀悼する)」「lament(悔いる・哀悼する)」という意味になります。 ・She mourned her husband’s death. (彼女は夫の死を悲しんだ。) ・He lamented having lost his best friend for a long time. (彼は長い間親友を失ったことを嘆いていた。) 1文目は「夫の死」、2文目は「親友の死」を悲しんでいます。