【ビジネス英語】「interact」はビジネスでもよく使う言葉!2つの意味をご紹介!

 

「interact」の意味と語源

「interact」は、最近ではビジネスシーンでよく使われる言葉です。なんとなく意味をわかっていながらも、きちんと使い方を調べたことはない方がほとんどでしょう。 ここでは「interact」の意味や使い方について説明します。「interact」を正しく使うことができると、人とコミュニケーションをとる様子を的確に表すことができるようになります。 まずは、「interact」の意味と語源を見てみましょう。

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「interact」の意味は「交流する」「相互作用する」

「interact」は「交流する」「相互作用する」を意味します。一方的な発信ではなく、お互いに働きかけ、影響しあうニュアンスを含んでいます。 ・She wanted her dog to interact with her children. (彼女は自分の犬と子どもたちを交流させたかった。) 「interact」の形容詞「interactive」は「相互作用する」という意味です。最近では、デジタルプロモーションなど人の動きに反応する仕組みに対して「インタラクティブ」という表現が日本語でも使われます。広告やIT系のビジネスマンなら知っておきたい言葉の1つです。

 

「interact」の語源

「interact」は「inter」と「act」の語源に分けられます。「inter」は間の、「act」は「行動する」を意味します。「人々の間で何かをする」ということから「交流する」「相互作用する」のような使い方をするようになりました。 このように語源を見ることで単語の成り立ちを把握することができ、単語本来のニュアンスを理解することができます。

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「interact」は「with」と合わせて覚える

「interact」は自動詞なので、「interact」のすぐ後ろに目的語となる名詞を置くことができません。そのため、「interact with〜」で「〜と交流する」という熟語として覚えてしまいましょう。 ・I don’t interact with people much. (私は人とあまり関わらない。) ・Students can occasionally view lectures and interact with professors. (生徒は時々講義を見て教授と交流することができる。) 「interact with」の後には関わる対象を置きます。大体の場合は人が対象になりますが、「interact with nature」で「自然に触れ合う」という言い方もできます。

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「interact」をビジネスで使う場合

ビジネスでは色々な人に会って交流を深め、人脈を築いていくことが不可欠です。そのため、ビジネスでは「interact」する場面に度々遭遇します。 ここでは、具体的にビジネスの場面で「interact」がどのように使われるのかを見てみましょう。「同業他社との交流」と「質疑応答が活発な講演会」では「interact」を使用して、人々の交流を促すことができます。

同業他社との交流

ビジネスでは、同業他社と交流会で関わり合うことがあります。そんな時には「interact」が交流を促す言葉として役に立ちます。 ・Grab your snacks and feel free to interact with each other. (食べ物を手に取って、ご自由に交流してください。) ・This year we had 5 opportunities to interact with 30 companies in total through seminars. (今年はセミナーを通じて合計で5回、30社と交流する機会を持った。) ビジネスの場ではなかなか参加者どうしの交流が進まないこともあるでしょう。「Please interact with each other.」というフレーズを使って、関わり合いが活発になるよう働きかけましょう。

 

質疑応答が活発な講演会

質疑応答を十分に設けている講演会は、話し手と聞き手の活発な交流をはかっています。「interact」はその様子を適切に表現してくれる言葉です。 ・At the lecture, you will have enough time to interact with the speaker. (講演会では、話し手に質問できるだけの十分な時間があります。) ・Audience can view lectures and interact with specialists. (参加者は講義を見て専門家と交流することができる。) 単なる質疑応答は「questions and answers」ですが、「interact」を使用することによって講演会の話し手と聞き手が意見を言い合い、相互に議論を深めていくというニュアンスを出すことができます。

「interact」の類義語

「interact」の類語には「communicate」と「act」が挙げられます。どちらも「interact」より馴染み深い言葉ですね。 「interact」のように「人々が活発に交流する」と言いたい時、「communicate」や「act」を使って表してみましょう。