「entity」の意味や契約における意味について紹介!

「entity」とは

(画像:Unsplash

「entity」という英単語を耳にする機会は日本ではまだ少ないのが現状です。英語上級者でもその意味を説明できないこともある「entity」ですが、知っておくと海外生活やビジネスシーンでとても役に立つ単語です。 ここでは「entity」の発音と意味について説明します。

スポンサーリンク

「entity」の発音は「エンティティ」

「entity」の発音は「エンティティ」です。 発音のポイントはアクセントの位置です。第一音声の「en」にアクセントを置きます。よくあるミスは第二音声の「ti」の部分を強く読んでしまうことです。また「tity」を「タイティ」と読んでしまう間違いもたまに見られるので、気を付けましょう、 英単語は正しい発音によって正しく使うことができます。ネイティブの発音を真似てしっかりと覚えましょう。

 

「entity」の意味は「実体」

「entity」の意味は「実体」という名詞です。「実在」「法人」という意味もあります。 「entity」はラテン語の「ens(実際に存在するもの)」が由来となっています。同じ由来である英単語に「essence(本質)」があります。 「entity」は文脈によって訳し方が変わることがありますが「実際に存在するもの」というコアの意味を押さえておけば、訳すのに困ることはないでしょう。

スポンサーリンク

「entity」の使い方と例文

(画像:Unsplash

「entity」は「実体」や「法人」など多義的な意味をもつため取引先との契約など多くのビジネス場面で用いることができます ここでは特に「entity」が用いられる場面を例文とその和訳を交えて、具体的に解説していきます。

スポンサーリンク

「entity」は契約で用いられる

取引先と契約を交わす場面などで「entity」を使うことができます。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・The legal entity must fulfill the contract. (当該法人は当該契約を遵守しなければならない。) 「legal entity」で「法人」と訳すことができますが「entity」だけでも「法人」を意味することがあります。また「契約」を意味する英単語は「contract」ですのでこちらも合わせて覚えておきましょう。

「entity」は申請手続きでも用いられる

公的機関で申請手続きを行う場面などで「entity」を使うことができます。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・We need the application to the local public entity to receive this grant. (この助成金を受給するには地方自治体への申請が必要だ。) 「public entity」で「役所」「公共団体」と訳すことができます。また「local public entity(地方自治体)」も合わせて覚えておきましょう。

 

「entity」は国家への言及にも用いられる

国家について言及する場面などで「entity」を使うことができます。主に以下の例文のような形で用いられます。 ・The most important mission of the political entity is protecting people’s lives. (国家の最大の使命は国民の生命を守ることだ。) 「political entity」で「国家」を意味しますが、文脈によっては「entity」だけで「国家」と訳す場合もあるので気を付けましょう。

「entity」の類義語は「existence」

(画像:Unsplash

「entity」の類義語は「existence」です。両者とも「実在」と言う意味ですが「entity」は「概念も含めた意味での実在」、「existence」は「実際に知覚できるものとしての実在」と言うニュアンスの違いがあります。 ・The entity of the school is suspicious. (学校の実在は疑わしい。) ・The existence of the school is suspicious. (学校の実在は疑わしい。) 前者は「学校という概念が実在するのか疑わしい」と言い換えられます。一方後者は「特定の学校が実在するのか疑わしい」と言い換えられます。