動線の意味・使い方・導線との違いも解説します!

動線とは

動線

動線(画像:Unsplash

イベント会場設計・建築や飲食店の内装・ウェブメディア構築など、オンラインやオフラインを問わず様々なビジネスシーンで「動線」という言葉が使われます。 まずは「動線」の意味と英語表記、意外と間違いやすい「導線」との違いについて説明します。

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動線の意味の「人の移動や行動を追ったもの」

「動線」とは「人の移動や行動を追ったもの」という意味で、既に存在する施設やウェブメディアなどを人がどう動いているかを知るための概念です。 「お客様の動き」を分析し、店舗の商品配置を変えることでお客様に商品を手にとってもらいやすくなります。 また、ウェブでは商品購入や申込みに繋げやすくするために、ボタンの配置やウェブページの閲覧しやすさを改善出来るようになります。

 

動線を英語で表すと「traffic line」

動線を英語で表すと「traffic line」となりますが、英語の場合も実店舗でもオフラインでも使うことが出来ます。 ・We analyzed the customer’s traffic line in the new store. (新しい店舗のお客様の動線を分析した。) 例文では「the customer’s traffic line」で「お客様の動線」という意味で使われています。

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動線と導線の違い

「動線」と「導線」は、全く意味が異なります。 「動線」は「既に存在する施設などの中でのお客様の動き」で、「導線」は「自分が意図した通りにお客様を導くためのルート」です。つまり「動線」は実際のお客様の動きのことで、「導線」は意図した通りにお客様を導く為に設計するルートのことです。 「動線」を分析することで、意図したようにお客様を動かす「導線」を作ることが出来ます。