「doubt」の使い方やよく使う表現を解説します!

 

「doubt」とは

doubt

doubt(画像:Unsplash

「doubt」という言葉はスマホゲームのタイトルにされたり、トランプ遊びの一つにもなったりと日本人が普段から慣れ親しんでいる単語の一つです。 この記事では「doubt」が外国ではどのように使われているかや類義語について紹介していきます。まずは正しい読み方と意味を押さえましょう。

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「doubt」の発音

「doubt(dάʊt)」の発音は「ダウトゥ」です。音節は複数に分かれず「doubt」のみで、アクセントは「o」に付けて発音しましょう。 その他の読み方は、名詞の複数形や動詞の三人称単数系の時は「doubts(ダウツ)」、過去形・過去分詞形の場合は「「doubted(ダウティッドゥ)」、進行形の場合は「doubting(ダウティング)」となります。

 

「doubt」の意味

「doubt」の意味には「〜を疑う」「〜を信用しない」「〜を疑わしいと思う」などがあります。 用法としては「doubt A(Aを疑う、Aを信用しない)」「doubt of A(〜への疑い・〜への不信感)」「doubt whether/if〜(〜かどうかを疑う・疑わしいと思う)」「doubt that〜(〜ということを疑う・〜ということはなさそうだと思う)」 などがあります。 「A」と表記した部分には目的語として名詞が置かれ、「〜」と表記した部分には主語と動詞を伴う文が来ます。

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「doubt」の使い方と例文

使い方と例文

使い方と例文(画像:Unsplash

前の見出しでは「doubt」の正しい発音・意味・「doubt」の用法をいくつか紹介しました。訳し方は複数ありますが、どれも「相手や、目の前の物事に対する不信感」を表現しています。 ここからは「doubt」を使った慣用表現を紹介します。難しい意味はありませんので、ひとつずつ意味を確認して下さい。

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no doubt

「no doubt」は「全く疑っていない」という意味です。 ・There is no doubt at all in his claim. (彼の主張には全く疑いの余地がない。) 例文のように「There is no doubt about/in〜」の形で使うことで、「〜については全く疑いの余地がない」という意味になります。主語に人物を置く場合は「He has no doubt for A(彼はAを疑っていない)」のように表現できます。

without a doubt

「without a doubt」は「間違いなく」「きっと」という意味です。 ・“He’ll get a promotion soon.”  “Without a doubt.” (「彼はすぐに昇進するよ」「きっとね」) 「without 〜」は「〜すること無しに」という意味の前置詞です。つまり「without a doubt」を直訳すると、「疑うこと無しに」になるので、意訳して「間違いなく」「きっと」となります。使う時は必ず冠詞の「a」を忘れないようにしましょう。

 

reasonable doubt

「reasonable doubt」は「合理的な疑い」という意味ですが、「犯罪行為の反証となる妥当な主張(被告人の無罪を証明する主張)」といった意味の法律用語です。 ・He is innocent beyond reasonable doubt. (彼は明らかに無罪だ。) 例文のように「beyond reasonable doubt」の形で使うことで、「合理的な疑いを超えて(明らかに)」という意味になります。日常生活で頻繁に使う表現ではないですが覚えておきましょう。

benefit of the doubt

「benefit of the doubt」は「疑わしきは罰せず」という意味です。 ・It is doubtful that the train was really delayed, but let’s give him the benefit of the doubt. (本当に電車が遅延したのが疑わしいが、大目に見よう。) 例文のように「give A the benefit of the doubt」という形で使って、「Aを証拠不十分で無罪にする」「Aを大目に見る」となります。