伝家の宝刀の意味や使い方を紹介!類語の奥の手や切り札との違いも解説!

 

「殿下の宝刀」の要点

  • 意味は「いざという時の切り札」
  • 由来は「武士が家宝として大切にしていた刀をいよいよという時にしか使わなかったこと」
  • 「天下の宝刀」は誤用
  • 例文は「この不祥事を許してもらうには、伝家の宝刀である土下座をひたすら使うしかあるまい。」
  • 類語は「奥の手」「切り札」
  • 対義語は「八方ふさがり」「万事休す」
  • 英語は「one’s trump card」「last resort」
スポンサーリンク

伝家の宝刀の意味は「いざという時の切り札」

(画像:Unsplash

「伝家の宝刀(でんかのほうとう)」の意味は「いざという時の切り札」です。 「伝家」の意味は「その家に長く伝わる大切なもの」で、「宝刀」の意味は「とても優れた刀」です。つまり「伝家の宝刀」は「その家に長く伝わる大切でとても優れた刀」となります。大切な刀なので、滅多なことでは使用しません。 こうしたことから「もしものための切り札」を「伝家の宝刀」と例えるようになりました。

 

伝家の宝刀の由来

(画像:Unsplash

「伝家の宝刀」は「武士が家宝として大切にしていた刀をいよいよという時にしか使わなかったこと」が由来です。 「もしもの時のためにようやく用いる大事な刀」これが「とっておきの手段」という意味で用いられようになりました。

スポンサーリンク

伝家の宝刀のよくある誤用(天下の宝刀、ある人がたくさん使う技術)

(画像:Unsplash

「伝家の宝刀」は「天下の宝刀」「お家芸」という意味で誤用されることがあります。「伝家」を「天下」と勘違いしたり、「宝刀」を「お家芸」と同じ意味と思い違いしたりするためです。 正しくは「もしもの時のとっておきの手段」ですので、間違えて覚えないようにしましょう。