「approve」はビジネスで万能な英単語!シーン別に例文付きで紹介!

「approve」の意味と語源

意味と語源

意味と語源(画像:Unsplash

「同意」や「承諾」の意味を表現したい時に使われる「approve」ですが、ビジネスシーンでは意思決定や企画の承認など自分の意志を示す場面が多く、使われる場面が非常に多いです。 この章では「approve」の基本的な意味と語源についてご紹介します。

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「approve」の意味は「同意する」「承認」

「approve」は「同意する」「承認する」という意味の動詞で、後ろに目的語を置くことで使うことが出来ます。 ただし「approve」は用法が複数あり、「approve」の直後に目的語を置く場合と、前置詞の「of」を置いてから使用する場合があります。ぞれぞれでニュアンスが異なりますので、しっかり覚える必要があります。

 

「approve」の語源

「approve」は音節が「ap」「prove」の2つに分けられ、それぞれの音節が「ap(〜に対して)」「prove(良さを証明する)」という意味になっています。この意味からも「〜に同意する」「〜を承認する」という意味が想像できます。 またアクセントは第2音節の「prove」に付きます。

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「approve」と「approve of」の違い

正しい使い方

正しい使い方(画像:Unsplash

「approve」には直後に目的語を取る他動詞と、後ろに「of」を付けて使う自動詞としての使う2種類の用法があります。他動詞では「公的な許認可」、自動詞の場合は「良いと認める、賛成する」というニュアンスです。 ・The Diet approved the budget. (国会が予算を承認した。) ・I approve of the idea of this new business. (この新事業のアイデアに賛成です。) 1文目は国家予算という公的な承認なので前置詞を取らない他動詞を使用し、2文目は社内会議で法律などに関わらない場面なので前置詞「of」を付けた自動詞が使われています。

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「approve」のビジネスシーンにおける使い方

ビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンでも使用頻度が高い「approve」ですが、次はここまで説明した「approve」の使い方を具体的なビジネスシーンに即して説明していきます。 どちらの例も法律に関わる公的な場面ではないので、自動詞の「approve of」が使われている点も意識しながら確認していきましょう。

事業計画に同意する

まずは事業計画に同意する場面です。 ・All participants in the meeting approved of the project plan. (会議の参加者全員が事業計画に賛成した。) これは社内の会議であり公的な場面ではないので「approved of」が使われ、後ろに「the project plan(事業計画)」があるので「事業計画に賛成」という意味になります。

 

部下からの提案を承認する

次は部下からの提案を承認する場面です。 ・I approved of the marketing strategy proposed by the subordinates. (部下が提案したマーケティング戦略を承認した。) この場合も自動詞「approved (of)」が使われ、上司である自分が部下からのマーケティング戦略を「承認する」という意味になっています。

「approve」の類義語

類義語

類義語(画像:Unsplash

「承認」や「賛成」を意味する英単語には「approve」以外に「agree」「consent」という単語もあります。 それぞれ微妙にニュアンスの違いますが、以下で例文を交えてその違いを説明していますので、実際のビジネスシーンで意味を間違えて使わないように確認しておきましょう。