【ビジネス英語】「allow」は万能な英単語!例文で解説します!

「allow」の意味とビジネス例文

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ここでは「allow」という単語が持つ意味について解説します。 「allow」が持つ意味は大きく3つあり、日常会話でも頻出する単語であるため理解しておくと便利な単語です。今回はビジネスシーンを想定した例文を紹介しながら、「allow」の意味を解説していきます。

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許可する、認める

まず、「allow」の「許可する」「認める」という意味について解説します。 ・It is allowed that only employees use this key. (この鍵は社員だけが使うことができるよ。) 例文のように「~できる・可能である」という表現は「can」や「may」を思いつく方が多いですが、「can」は「能力」としての可能ですが、「allow」は「権限」としての可能です。直訳すると例文の和訳は「使うことが許可されている。」という表現で、受け身の文章になっています。

 

与える

続いて「allow」の「与える」という意味について解説します。 ・The company allows public relations a 500-dollar a month expense. (会社は広報用に月500ドルの経費を与えている。) 日本語では「give」と同じ「与える」ですが、「allow」がそもそも持つ「許可」の意味合いが含まれています。その為、単に「与える」ではなく「許可して(お金・時間を)与える」というニュアンスを持ちます。

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〜の余裕を見ておく

「allow」の「〜の余裕を見ておく」という意味について解説します。 ・We should allow one hour for this meeting. (今回の打合せには1時間かかるとみておいた方が良い。) この表現はお金や時間などに対して「見込む」という時に使うことができます。この場合は「allow for 〜」の形で使用し、例文のように「allow + 時間・お金 + for 〜」という形式の文章にすることで、「(お金や時間を)〜とみておく・余裕を見ておく」という表現になります。

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「allow」の慣用句

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「allow」を使用した様々な表現方法を紹介していきます。 前述した通り「allow」は許可を得るというニュアンスがあります。「let」「can」等でも同様の意味になりますが、仕事やフォーマルな場など丁寧な表現が必要な時には「allow」が向いています。 それを前提として、「allow」の使い方を解説していきます。

allow me

まずは「allow me」の使い方です。これは「allow me to do」で「〜させてください」という意味になります。 ・Since we don’t have much time, allow me to omit it. (時間がないので、省略させていただきます。) 例文の「allow me to omit」で「省略させてください」という意味になります。会議や打合せでプレゼンをしている際に使用できます。仕事中、自分のやりたいことを述べたり自分のペースで仕事したい際にとても便利な表現です。

 

allow of

続いて「allow of」です。これは「(物事が)(〜を)可能にする・許す」という意味になります。 ・I allow exceed of a budget this month. (今月は予算オーバーも仕方ない。) 直訳すると「私は今月の予算を超過することを認める」です。権限を持っている人によって 「budget this month」(今月の予算)が「allow exceed」(超過していることを許可)しているという形になります。「allow A B」で「BがAすることを許す」と使うことができます。

allow up

最後に「allow up 〜」です。この熟語は時間・数値等の「〜まで(上限を)許可する」という意味で使用できます。 ・I allow for this event up to 50 participants. (イベント参加可能人数は50名です。) 直訳は「私はこのイベントに最高50までの参加者を許します」となります。そもそも許可を意味する「allow」に、「up+数値」を組み合わせて上限を決めた表現です。お金や時間などの上限の許可を設ける時に使用しやすい表現なので、覚えておきましょう。